2008/12/04(木)国内リゾート挙式は外国人目当て?

 沖縄などの国内リゾート挙式が急成長です。
 10年前には数軒しかなかった沖縄のチャペルは、十数軒に増えました。2009年の挙式組数は、1万組に達すると予測されています。

 国内リゾート地を利用するのは、もちろん日本人が大半ですが、ここへきてアジア圏、とくに中国からの利用者が増えているそうです。あちらから見れば「海外挙式」です。
 現地の式場では、中国語のできるスタッフを確保するのがこれからの課題とか・・・

 このところの円高や世界経済の減速で、逆風に転じる可能性はありますが、新興国からの利用者は、マーケットを拡大するうえで重要なターゲットです。日本とは人口が違いますからね。
 他のアジア圏の国と比べて、治安がいいのは追い風です。テロの危険は少ないし、タイみたいに空港が占拠されてマヒすることもありません。

 海外からの利用者は、予算節約が目的でリゾート婚をするのではなくて、非日常的で豪勢な結婚式を挙げるのが目的です。
 向こうの金持ちは日本よりもリッチだから、そのうち日本人の利用者は軽視されるかもしれません。お金の使い方が違います。
 予約を入れたら、「ちぇっ、日本人か・・」なんていわれたりして・・・

 以前、コザ(沖縄市)の土産物店に入ったときは、店主にそんな目で見られました。
 置いてある土産物は、どうみても日本人向けではありません。きものはチャイナ服みたいだし、忍者の衣装に至ってはピンク色です。沖縄土産で買うものは、何もありませんでした。

 アメリカ兵やその家族を相手に商売しているんでしょうね。現地の人やヤマトンチュは、お呼びでないようです。
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