2009/11/20(金)下取カメラの明細書
このことは、中古屋へ下取品の見積依頼をするときにも当てはまります。「○○カメラ一式」とするよりも、アクセサリーまで細かく書いたリストを見せたほうが、全体の見積金額が上がる可能性があります。
キャップ類まで別に書く必要はありませんが、円偏向フィルターなんかは「一式」に入れないほうが得策です。別売のアクセサリーは、できるだけ本体と分離してリスト化するのがベターです。
クラシックものは、レンズキャップや専用フードに思わぬ高値がつくことがあります。店側は、相手が素人だと見たら、評価なしの見積を提示するのが普通です。リストにしっかり書いてあれば、無視するわけにはいかないでしょう。
もし評価ゼロだったら、本体だけ下取に出してパーツは出さない・・と言えば、店主の顔色が変わるはずです。ある中古屋の主人は、「クラシックものは付属品が一番儲かる」とか言ってました。仕入がタダだからね。
コーワ6MMを下取に出したときは、アクセサリーをきちんとリストに書きました。コンタックスフェアに中古カメラの専門家が来るというので、試しに査定してもらうことにしました。
一番頭にプリズムファインダーを書いておいたら、思わぬ高値の査定です。少し改造すればハッセルに使えると聞いてはいたけど、驚きました。拝み倒されて買った中古レンズのオマケにしては、分不相応な値段です。
カメラとレンズもそこそこの査定価格だったので、一式ごと売却しました。137MAとツァイスレンズに下取交換です。
プリズムファインダーをオマケでくれた中古屋の主人は、そういう認識はなかったんでしょうね。プロとはいうものの、いろんな業者がいます。