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2012年10月08日の記事

2012/10/08(月)結婚適齢層の常用カメラ

 あるドレスショップの話によると、数年前は試着時にケータイで写真を撮る人は少なかったのに、スマホが普及し始めてからそれで撮るのが当たり前になったそうです。スマホの普及がコンデジの販売に影響している実態がうかがえます。
 結婚を控えたカップルだから、年齢層は 20 台半ばから 30 台といったところでしょうか?

 スマホを持っていてもカメラで撮る人が結構いるというから、大事な写真は専用機で・・という考えはまだ根強く残っているみたいです。両方で交互に撮る場合は、スマホとカメラで持ち主が違うからでしょうか? それとも後の使い道が違うのか、そのあたりの詳しい事情は不明です。
 それと興味深いのは、カメラを用意してくる比率が高いのは、花嫁のほうだとの指摘です。ドレスショップだから、写真で記録を残したい想いは女性のほうが強いのは当然ですが、カメラの保有率も女性のほうが高いのではないかと推察します。

 近頃は「カメラ女子」とか「女子カメ」などの言葉をよく耳にしますが、一昔前にカバンの中に使い切りカメラを入れていたのは、女子高生でした。女子カメのはしりです。男子は記念写真には無頓着です。
 写真のデジタル化で、それまで「男の道具」だったカメラが一気に女性層に普及しました。写真による記録は女性のほうが熱心だし、向いているように感じます。

 それが商売ではないから、カメラの機種が何かは不確かですが、圧倒的にコンデジが多いそうです。ごく普通のズームレンズ内蔵型のコンパクト機です。たまにレンズ交換式のミラーレス機を目にするくらいで、一眼レフはほとんど見かけないとか・・・
 一眼レフは子供が生まれてから・・なのかもしれませんね。

 ある程度の金額のカメラを買うということは、写真を撮る目的があるはずです。鳥や飛行機や鉄道など、趣味の写真は別として、一般的には家族の記録を残すためにカメラを買うケースが多いように思います。
 望遠レンズやそれが使える一眼レフは、運動会シーズンによく売れるそうです。ビデオカメラも同様です。ここでも家族の記録、とくに子供の成長記録がカメラ購入の主な動機である実態が見て取れます。
 結婚適齢層はまだ、ミラーレス機や一眼レフの購入予備軍のようです。
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