2012/12/31(月)毎日更新は今年限り?
実は、仕事のほうが過密になってきて、ブログを書く時間がなくなってきたのが理由です。パソコンに向かう時間が増えた一方で、個人的なことで時間を費やすゆとりがなくなってきました。「貧乏暇なし」というやつです。
写真の仕事をしているわけではないし、忙しくて趣味の写真に費やす時間もないから、話題が段々乏しくなってきたのも理由のひとつです。身の回りの事件もしょっちゅうあるわけじゃないしね。
この一年を振り返って、とくに印象に残る出来事は、あまりなかったように思います。前年の大震災と津波被害、それと原発事故のインパクトが強かった反動ですかね。政権交代もそれほど大きな出来事には思えませんでした。4年前に戻ったというより、悪化の一途をたどっていると感じるのは私一人でしょうか?
ま、キナ臭い政治の話はここではしないということで・・・
今年はあんなにいっぱいフルサイズのデジイチが出たのに、とうとう買わずじまいです。内心は飛びつくほどのものではないと思っているからかもしれません。レンズがやっとフィルムと同じ焦点距離になってきたな・・といった感想です。
コンデジとしては世界初のフルサイズ機 SONY RX-1 は、なかなか意欲的で魅力のある機種ですが、カメラ好きの一般消費者が手の出せる価格帯でないのが残念です。F2 でなくても F2.8 で CONTAX T2/T3 並みだったら、もっとバカ売れしたと思います。
それでも予想に反して物が手に入らないほど売れているというから、1号機はあれでよかったのかもしれませんね。それだけ金持ちが多いのか、それとも生産量が少ないのか・・・
年が明けるとすぐに8日から米 PMA ショー(CES)があります。続いて1月末からは日本のカメラショー CIPA 2013 が開催されます。国内メーカーにとっては、家電製品全般がパッとしない中で、好調な映像機器のウエイトが高くなっています。
このブログも含めて、来年はどうなりますやら。
2012/12/30(日)自家用プリンターの保守
仕方がないので毎年、事務所の PM-4000PX で刷っていたのですが、今回は搬送エラーでハガキのお尻のほうがきちんと印刷できませんでした。ハガキ大に切った普通紙はちゃんと送るのに、本物の年賀状だとあと少しのところで吐き出されてしまいます。
知り合いのプリンターが壊れたときに貸し出してから、ハガキを刷ったことはありませんでした。そのときは DM ハガキを刷りたいとのことだったから、ちゃんと動いていたはずです。買ってからもうずいぶん経つし、この前の DM もかなりの数を刷ったみたいだから、そろそろ寿命ですかね。
今回は事務所の複合機で刷りました。染料インクなので水濡れに弱いのが難点ですが、この際仕方がありません。まだ新しい機種だけに、印刷速度が速いのには驚きです。(いままでの速度は何だったの?)
事務所の複合機は、ちょっとした書類の印刷やコピー機代わりに使っています。毎日ではないとしても週の半分は稼動しているはずです。ノズルが目詰まりすることはないと思います。
片や PM-4000PX のほうは、週に1回使うかどうかです。使うときは一気に刷ることもありますが、間を置くからノズルはいつも詰まりぎみです。電源を入れたときのヘッドクリーニングだけで、インクをずいぶん浪費している感じです。
ずいぶん前にも話題にしましたが、インクジェットプリンターは、毎日少しでも使うことが長持ちの秘訣です。しばらく使わないとインクが目詰まりするし、ヘッドクリーニングするだけでもインクを消費します。定型のカラー書類があれば、一度に刷らずに毎日少しずつこなすとか、写真を1枚でも出力するとか、こまめに使うことが肝心です。
年に一度、年賀状を刷るだけの家庭が意外と多いのでは? それではきれいに刷れるわけがないですね。家内が年賀状のためにインクを買いに行くというので、やめるよう言いました。インク代に少し足すだけで安物のプリンターが購入できます。そのほうがうんときれいに刷れます。
個人的には、写真は写真店に頼んで印画紙で出力するほうがベターだと思っています。年賀状もそうしたいのですが、いつも年末ぎりぎりで、ついつい自家プリントになってしまいます。ポストカードの貼付機を自前で持っている写真店は減ったしね。
2012/12/29(土)無重力で三脚は役に立つか?
カメラをある高さに固定するためには、下から支える、横から支える、上から吊る、などの方法が考えられます。このうち最も安定しているのが下から支えるやり方です。なぜなら地球には重力があるからです。カメラの重みが加わることで、より一層安定感が増す形です。
では、もし重力がなくなったら、カメラを下から支える三脚は役に立つのでしょうか? 答えはノーです。無重力状態の宇宙ステーションには、普通の三脚はないと思います。石突が吸盤や磁石とかの特別仕様でない限り、何の役にも立たないからです。脚が3本ある必要もありません。壁面に固定するならアームが一本あれば十分です。
カメラが重力を失い宙に浮いた状態になると、一定方向に固定するのが難しくなります。慣性の法則で、何も力を加えなければ動かないことになっていますが、真空状態でない場合は、人が動くだけで周りの空気が乱れて力が加わります。カメラを固定しないときは、人が手に持ってコントロールするのが一番確実な方法です。
地球上では重力があるので、人も三脚も地面に立っています。もしカメラを置いた所だけ重力がない場合はどうでしょうか? 実際に無重力はあり得ないとしても、磁力を使ってカメラを宙に浮かすことは可能です。
カメラを上に持ち上げようとすると重みを感じますが、手で支えるぶんには重みは感じないはずです。手を離してもカメラは宙に浮いたままの状態です。重力に逆らってカメラを保持しなくていいから、手ブレの確率は減るでしょう。
実際には、強力な磁場がカメラや周囲に与える影響が心配だし、カメラを縦位置にした途端にバランスを崩して落下しても困ります。簡単には実用化されないと思います。コストの問題は別として、パワードスーツのほうがまだ現実的ですかね。