2025/02/22(土)寒波の後は いよいよ春の到来か

 2月になってからの寒波は長いですね。それと2度も続くのは異常です。偏西風が南に蛇行して北極圏から流れ込んだ寒気が居座り続けているからだとか。

 今季の積雪はこれで3回目です。今回は道路には積もらず、屋根や木の枝にうっすら積もる程度でしたが、日本海側や豪雪地帯ではかなり降ったと思います。

この冬3回目の積雪

 このところ晴天が続いていたので昨日、鉢植えに水遣りしたところです。積もるくらい雪が降るならやめときゃよかったですね。

 振替休日の明後日まで寒波が居座るみたいです。次の日からは最高気温が連日 10℃を超える予想です。例年3月3日の雛祭りごろから春めいて、人の動きが活発になります。今年もそのパターンかも。

 太陽の位置が高くなって、昼頃には南隣の家の陰になっていた温室に陽が当たるようになってきました。朝のうちに換気口を開けないと 40℃を超えてしまいます。晴れた日は換気口を開けておいても 35℃前後まで上がります。そろそろ扉を少し開けてやらないと。

 お米の在庫が2合になったので昨日、農協のスーパーで玄米を1kg 買ってきました。量り売りです。1月に買った時は 1kg 750 円でしたが、今回は 10 円下がって 740 円でした。政府の備蓄米放出が反映されるのは、まだ先のようです。

 お米の値段に寒波は関係ないけど、野菜の価格が高騰しているのには参りました。定番のカレースープに入れるキャベツは 2.5 倍から3倍です。天候不順や異常気象は家計を直撃します。

 どうせコスト高になるなら、カリフラワーや人参の量を増やして栄養バランスの向上を図ることにしました。食べるものをケチって健康を害しては元も子もありません。

 お米も買ってきたことだし、今夜はカレースープのほかにシーフードのパエリアでも作りますか。

2025/02/21(金)まずくて人気のない琥珀ニンニク

 我が家(といっても独り暮らしですが)自家製の琥珀ニンニクは、周りの人には不評のようです。黒ニンニクと違い、うま味がないのと知名度が低いからですかね。

 かすかにニンニク臭はあるものの、ほぼ無味無臭と言ってもいいくらいです。触感は硬くもなく柔らかくもなしで、歯ごたえとか歯ざわりとかいうのとは無縁です。要はおいしくないわけです。

自家製の琥珀ニンニク
[自家製の琥珀ニンニク]

 写真の右端は皮をむいた鱗片です。黄土色をしています。琥珀色と言えなくはないけど、透明感はないし、高級感を出すために無理やりつけた感じですね。「琥珀にんにく」は登録商標なので、ここでは「琥珀ニンニク」と表記しています。「コハクにんにく」でもいいけどね。

 黒ニンニクになる前の状態で、メイラード反応の初期段階のようです。製作期間は黒ニンニクと同じ約2週間ですが、熟成温度が低いのでまだ茶色の状態です。

 なぜこんな中半端な状態のものを作ろうか考えたかというと、抗酸化作用がある S-アリルシステインの含有量が黒ニンニクよりも多いからです。ニンニクの産地として有名な青森県田子で開発された琥珀にんにくに薬学博士の齋藤洋氏が着目したのをきっかけに、知られるようになりました。

 黒ニンニクに比べて S-アリルシステインの含有量が約 80 倍以上というのが特長です。生のニンニクにはほとんど含まれない S-アリルシステインが、数倍から十数倍含まれるというのが黒ニンニクの売り文句です。S-アリルシステインがメインの有効成分だとすると、琥珀にんにくのほうが上に位置します。

 ここで、黒ニンニクの売り文句「生のニンニクにほとんど含まれない」というのが引っ掛かります。ほとんどないものが数倍や数十倍になったところで、大した量ではないはずです。ゼロに近い数字にいくら掛けても限りなくゼロです。

 実際には ㎍ のものが ㎎ で表示できる程度のようです。0.x ㎎ レベルとか。体重が 100kg を超えると単位がトンになるのと同じですね。( 0.1t なんちて)

 それでも 0.x ㎎ が 80 倍以上になれば、まぎれもなく ㎎ 単位です。自家製のは特許製法の琥珀にんにくとは作り方が違うから S-アリルシステインの含有量はわかりませんが、黒ニンニクよりは多いと思います。鱗片1個をみじん切りにしてサラダのトッピングにしています。

2025/02/17(月)黒ニンニクと琥珀ニンニクが終了

 黒ニンニクと琥珀ニンニクの在庫が少なくなってきたので同時進行で作りました。仕込んでから2週間が経ち、今日で熟成終了です。

 黒ニンニクは電気釜の保温モード、琥珀ニンニクは温冷蔵庫の温めモードを使います。電気釜の内部温度は約 73℃、温蔵庫の内部温度は約 55℃で、どちらも2週間(15 日間)で完成です。臭いが出るので屋外のベランダに置いてあります。

黒ニンニク
[黒ニンニクは新聞紙に包んでから電気釜に]

 ウチの電気釜は密閉性がよいのか、水を加えたり上下を入れ替えたりしなくても問題なしです。真冬の屋外だからといって特に違いはないけど、今頃のニンニクは乾燥が進んでいるので、電気窯の底に少し水を入れておきました。おまじないですね。

 温蔵庫のほうは時季に関係なく加湿は必須です。水で濡らした新聞紙にくるみ、ポリ袋に入れます。さらに温蔵庫の底に水を張った鉢皿を置いて湿度を高めに維持します。そうしないと乾燥して干からびてしまいます。

 今回は1週間目に補水しました。鉢皿の水は残っていたけど、ポリ袋の中の新聞紙は乾いてました。お湯をかけて濡らします。ついでに電気釜のほうも底に少し水を入れました(おまじないです)。

 試食用に入れておいたバラの黒ニンニクは乾燥ぎみでしたが、何重も外皮に包まれた鱗茎はそれほどではなかったです。夏場のニンニクは水を加えてないのに仕上がりがベトッとしてます。やはり冬場のニンニクは水分が抜けて乾燥が進んでますね。
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