2017/01/17(火)二度目のテーブル塗り直し

 何年か前に塗り直したダイニングテーブルが、所々ハゲてきました。前回は水性ニスで塗ったのですが、ハゲたところだけ塗って修復というのはやはりダメで、全面的に塗り直すことにしました。今度は油性ニスで塗ることにしました。なんだかんだ言っても油性ニスのほうが耐久性があります。

 いまの塗装をすべて剥がさないといけません。前回は購入してからウン十年ぶりに初めての塗り直しで、かなり往生した記憶があります。長年にわたりメンテナンスを怠った結果、塗装と汚れが一体化してベトベトの状態でした。家内はテーブルクロスを敷きっぱなしにしてごまかしてましたが、それは間違ったやり方です。

 テーブルクロスは、きちんと洗濯して日光消毒したものをその都度敷き直すのが基本です。敷きっぱなしはいけません。どんなに汚れたテーブルでも、ランチョンマットを敷けばそこだけは清潔な領域になります。学校給食でナプキンを敷いたでしょ。(と家内に意見をしたら、結局塗り直すハメに…)

 塗装と汚れが一体となって、それはもうおぞましい世界でした。紙やすりで何回削ってもネチョネチョというかネバネバというか、おびただしい量の汚れカスですぐに目詰まりしてしまいます。下地の木が見えるまでに3日ほどかかったと思います。それでも何とか塗装を落とすことができました。ところが今回は…

 前回と違って汚れがこびりついているわけではないので、サンダーで削れば簡単だろうと甘い考えでいました。粗目の紙やすりを使って、かなりの時間をかけたのに、一向に削れる様子がありません。これじゃあ4万年の世界だわ。
 オービタルサンダーは、磨く機械であって削る機械じゃないんですね。

 家中にある道具を持ち出してきて、あれこれ試してみました。電動ドリルのパッドに紙やすりを付けたものは、多少は削れるもののムラができます。いちばんきれいに剥がせたのは、スクレーパー(剥がしヘラ)でした。塗装膜がカンナの削りかすみたいにきれいに剥がせます。
スクレーパーで塗装を剥がす

これで何とかなると安堵したのもつかの間、スクレーパーで削れたのは全体のほんの一部だけでした。木部に浸み込んでへばりついている所は全く歯(刃)が立ちません。これから悪戦苦闘が続きます。
スクレーパーで削れたのは一部だけ
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