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2012年04月02日の記事

2012/04/02(月)真四角の撮像センサー

 フィルム式のカメラには真四角のスクエアサイズがあったのに、デジタルカメラにはありませんね。パソコンのモニターもパネルテレビも横長だから、真四角にするメリットがないのかもしれません。

 スクエアサイズの撮像素子が検討されているとの噂があります。135 フルサイズ用の交換レンズを使って、シックス判よりひと回り小さいカメラを想定しているようです。
 お中元・お歳暮など商品の置き撮りには便利なフォーマット形式です。縦位置・横位置が関係なしにカメラをセットできます。フィルム時代には、シックス判のハッセルブラッドがよく使われました。

 カタログに載せる程度の写真なら、フルサイズのデジタル一眼レフで十分です。ボディーを買い増ししてもレンズが共用できれば、投資金額が抑えられます。
 撮像センサーのサイズをどうするか?ですね。単純に 36x36mm にはならないはずです。ライカ判のイメージサークルを超えてしまいます。ワイド系を無視すれば、支障なく使えるとは思いますが・・・

 対角線の長さを同じにすれば、ライカ判のイメージサークルを超えずに済みます。対角線の長さは、43.27mm でしたね。これを正方形にすると、1辺の長さは 30.6mm となります。
 面積で比較すると、1.083 倍です。画素数は単純に考えて 8% 強増える計算です。もし同じ画素数に揃えるなら、1辺の長さは 29.4mm となります。これより小さくすることはないでしょう。

 怪しい噂に踊らされて、またつまらぬ計算をしてしまいました。それでもこのスクエアサイズ、プロ用デジタルバックの約半分の面積に相当します。アドアマ層まで獲得できると考えれば、実現性は十分ありそうです。
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