2020/10/22(木)チルドや氷温冷蔵ができる冷凍庫
届いた冷凍庫(MAXZEN 98L)をテストしてみたところ、あてにしていたマイナス2℃の氷温冷蔵はできませんでした。温度調節ダイアルを回すと、「微冷凍」の位置にクリック感のある引っ掛かりがあって、どうやら冷凍と冷蔵をこの位置で切り替えてるみたいです。マイナス 14.5 ℃以下にするかプラス 2.7 ℃以上にするか、どちらかです(室温 26 ℃時に計測)。
広告では「6段階の冷却モード」とか「微冷凍-10℃~-2℃」「冷蔵-2~4℃以下」と表示しながら氷温冷蔵ができないなんて… 人をバカにしてるわ。たぶん交換品を送ってもらったところで結果は同じでしょう。交換せずに返金してもらうことにしました。(こういうの私はキライ)
氷温冷蔵で使いたいのならハッキリと「三温度帯」を謳う冷凍庫にするべきでした。レマコムというメーカーから三温度帯冷凍ストッカーで 100L タイプが出ています。「チルド -5~0℃」のあたりに設定すればマイナス2℃前後の氷温冷蔵に調整できそうです。価格的には2万円ちょっと。1割ほど高めです。実用例では、日本酒を一升瓶ごと保冷するのにちょうどいいと愛好家に重宝されているとか。
この機種にしなかったのは、家電製品ではなくて「業務用」だからです。廃棄するときは、家電リサイクル法の対象ではないため産業廃棄物の扱いとなります。産廃業者に直接持ち込めば1万円前後の処理費用で済みそうですが、産業廃棄物はそこまで運ぶのに産廃運搬業者の資格が必要です。一般消費者が運ぶと法令違反になります。かといって出張引取だとえらい高いものにつきます。(買う値段よりも高そう)
DC12/24V で動く車載用の冷凍庫も検討してみました。冷凍と冷蔵を切替えられるタイプのほかに無段階で温度調節できるのもあります。将来的に太陽光発電を採り入れたとき、AC100V に変換しなくても使えるなど、融通が利くのも魅力です。
問題は容量が小さいことと価格的に割高なことです。コスパがよいもので容量が半分なのに値段は2倍… つまり4倍ほど高くなります。性能もピンキリで、たまのレジャーに使う前提で長期の連続運転に耐えないものや、電源が切れた時の保温性に欠けるものなど、批判的なレビューが目立ちます。
かくしてサブ冷凍庫の選定は振出しに戻る結果となりました。作動テスト中にウチの冷凍庫の霜取りをちゃっかり済ませておいたし、ニンニクの収穫は来年だから、しばらく出番はなさそうです。その間にじっくり再検討したいと思います。