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2009年03月01日の記事

2009/03/01(日)ストロボの同調不良2

 外部ストロボを2灯以上使って撮影するときには、シャッター速度を遅めに設定することがあります。
 同じメーカーのストロボなら、1/60秒でワイヤレス同調しますが、異なるメーカーのストロボを混在させる場合は、テストしたほうが無難です。

 以前、国内メーカーのモノブロックタイプと、外国製のモノブロックを混ぜて使ったときは、1/60秒で同調不良を起こしました。
 このときは、シャッター速度を1/30秒に落としたら同調しました。使えればいい・・とはいうものの、外光の入る場所だと自然光の影響が出ます。

 こういう場合は、シンクロコードを挿すヘッドを替えることで、問題が解消されることがあります。ワイヤレスのトリガーが働くタイミングがズレていると考えられるからです。

 何をやってもまったくダメ!ということもあるようです。知り合いのスクリーン屋から聞いた話では、韓国製のストロボを買ったスタジオで、全然同調しないという「事件」が起きました。頭にきて返品したとか・・・
 故障してたんでしょうか?

 使うカメラによって、シンクロ不良が起きることがあります。
 まったく光らない場合は、シンクロコードの極性が逆になっている、と考えられます。ショートさせれば発光するのに、カメラにつなぐと光らない場合は、その可能性が大です。(カメラが壊れていれば話は別ですが・・・)

 コンパー接点のついたカメラで、シンクロコードの極性が違うから光らない・・というのは珍しいですが、現実にありました。証明写真専用のインスタントカメラです。
 外部ストロボを使う頻度が高い業務用途のカメラで、極性が問題になるというのはお粗末な話です。昔なら、フラッシュメーターでもそういうのがありましたが・・・
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