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2012年04月05日の記事

2012/04/05(木)レコードジャケットの写真

 スクエアサイズの写真といえばレコードジャケット。レコードジャケットといえば「酸化セリウム」の先生です。彼がコツコツ集めたジャズレコードのコレクションは、かなりのもんです。

 ジャズレコードは、音楽を聴くだけではなくて、ジャケットのデザインを鑑賞するものでもある・・というのが先生の持論です。レコード制作に関わる写真家の存在を軽視してはいけないとも・・・
 カバーの写真やデザインで、そのレコードの価値が変わると言います。いかにもジャズ好きの写真家らしい言い分ですね。

 いまどきの若者に「LP」と言っても意味が通じないことがあります。レコード自体を見たことがない人すらいます。テレビにわざわざ「カラー」をつけて、カラーテレビと言う世代でないと、レコードを知らないかも?
 音楽を供給する媒体は、CD からオンラインへと移行しつつあります。CD のジャケットもそのうち必要なくなるかもしれません。

 CD ケースにはまるフロントカバーは、縦 119.5mm、横 120.5mm です。バックカバーは、縦 117.5mm、横 150mm(138mm+厚み)と横幅が大きくなります。CD ケースの厚みが左右に加わるからです。
 インクジェットプリンターで出力すれば、自宅で簡単に自作できますが、写真の印画紙を使うことも可能です。ミニラボ店が扱う印画紙サイズに近いからです。

 L 判用のロール印画紙は、縦送り用は 89mm 幅、横送り用は 127mm 幅です。89mm 幅は送り幅を変えて、パノラマや APS の HV サイズと兼用するときに使います。127mm 幅は 2L(127x178mm)と兼用です。このサイズは、どこのミニラボ店にもあるはずです。
 E 判用のロール印画紙は、117mm か 120mm 幅です。地方自治体の工事写真に使われていました。日本独特の規格だったこともあり、いまでも使っている店は、あまりないかもしれません。

 ロール印画紙の送り幅は、ミリ単位で任意に設定できます。CD レーベルの出力に理解のあるミニラボ店なら、新しいチャンネルを作ってくれると思いますが・・・
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