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2012年04月26日の記事

2012/04/26(木)進化する画像処理機能

 「全画素超解像」とかいうのに興味が湧いてきて、ソニーのα57 のカタログをもらってきました。女の子の笑顔に「こども撮り一眼」というキャッチコピーが、手にするのを一瞬ためらわせます。どうやら、我々が買うカメラではないようです。
 余談ですが、表紙の女の子の瞳に映り込んでいるスタジオ照明のハイライトは、レタッチでボカしておいたほうがいいと思いますがねぇ。(夢がなくなります)

 最初の特長は、「最高約 12 コマ/秒のテレコン高速連写」ときました。テレコン?連写?… 画素数を 8.4M か 4M に落として画面中央を拡大し、高速連写記録する機能です。
 スマートテレコンと連写機能を組み合わせたわけです。運動会やスポーツの撮影に威力を発揮しそうです。

 「解像感を保つ全画素超解像ズーム」というのが2番目にきていました。約2倍までズームアップが可能だそうです。ファミリー向けとはいえ一眼レフだから、画質優先で2倍程度に抑えたんでしょうね。マクロ撮影ではなく、望遠効果を訴求するサンプル写真でした。

 お次は「オートポートレートフレーミング」機能です。顔情報を読取り、プロのような印象的な構図で自動的にトリミングしてくれる機能です。要するに「日の丸構図」じゃない写真ですね。ここにも「全画素超解像」技術が使われています。
 勝手に構図を変えられては困る場合もあるから、オリジナル画像も保存されます。(ご安心を!)

 随所にスマートズームと全画素超解像技術が使われています。超解像のほうはかなり重い処理をしているのか、スイングパノラマや静止画連写、動画撮影時には無効です。もちろん RAW モードでは使えません。
 ファミリー層にこの機能がどう評価されるか、結果が気になります。セットズーム以外に交換レンズを購入する人は少ないそうです。望遠ズームを買わずに済んだと、喜ぶ人がいるかもしれません。それも「評価」のうちでしょうね。
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