2012/04/29(日)故障時のネット接続

 事務所のフレッツ光が終端装置の故障で使えなくなって、 E メールのチェックやネットとの接続をどうするか、一瞬戸惑いました。今回は NTT 西日本がすぐに来てくれたので助かりましたが、間が悪いと復旧に時間が掛かる場合も考えられます。
 スマホやタブレット PC とは無縁な環境だし、ケータイはパケ放題にしていないから、インターネットにつなぐのも高くつきます。

 どうしても即日に復旧しないときは、電話回線を使う方法があります。Win2K のノート PC はモデム内蔵です。旧タイプは、こういうときには便利ですね。ダイアルアップ接続で、インターネットにつながります。
 プロバイダは、アルファインターネットを使えば接続料は無料です。面倒な登録手続も要りません。電話回線を使ったぶんの通話料金は掛かりますが、メールをチェックするだけなら、金額はしれたものです。

 ブラウザの設定は、ユーザー ID が「a@a」、パスワードが「aa」。DNS は、通常は「自動取得」です。ソフトバンクテレコムか、KDDI の DNS アドレスを設定する方法もあります。
 日本全国どこからでも接続可能ですが、公衆電話や PHS・ケータイからは利用できません。発信元情報(電話番号)のある固定電話であれば、ISDN 回線からでもつながります。ただし、MAX 64Kbps までで、テレ放題も適用外です。

 同社は民事再生中のようですが、接続サービスは継続しています。プロバイダ事業をフリービットグループに譲渡したので、当面サービスが停止されることはないでしょう。
 独立系の ISP は、ほとんど姿を消してしまいました。大手に吸収されるか事業を譲渡したところが大半です。他社との違いや差別化は、どうしても価格訴求になりがちです。体力のない小さいところは、生き残れないかもしれませんね。
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