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2008年09月04日の記事

2008/09/04(木)データ保存のメディア

 画像データを保存しておく方法は、いろいろあります。一般的に行なわれているのは、ハードディスクへのコピーとCD-Rへの保存です。

 デジカメの画像データをメモリのまま保存するのは、不経済だし危険です。1MBあたりの価格が高いので、何枚も買うのはもったいないし、自然消滅の危険が高いメディアです。

 パソコン内蔵のハードディスク(HDD)や外付けのHDDに保存するのは、コスト的には安くなりますが、データ消失の危険性が高い方法です。
 パソコンのHDDは、3年経ったらいつ壊れてもおかしくないシロモノです。磁性体を塗ったアルミの円盤が高速回転し、磁気ヘッドで読み取る仕組みになっているからです。
 風圧で磁気ヘッドが直接円盤に接触しない構造になってはいますが、衝撃が加わるとクラッシュする危険があります。
 パソコン内蔵のHDDは、パソコンの寿命がきたら一緒に廃棄されるケースが多いしね。

 HDDに限らず、磁気を使った記録媒体は、長期保存性に欠けます。地球自体が磁石みたいなもんだから、地磁気で劣化するのは避けられません。
 MOディスクなんかもダメですね。
 それと、書き込んだあと、消して書き直せるメディアは、長期保存には向きません。CD-RよりもCD-RWのほうが、より「危ないメディア」ということになります。

 光ディスクのCD-Rは、磁気媒体に比べれば安定しています。少なくとも地磁気で劣化する心配はありません。
 ただし、光を使って書き込む(焼き付ける)ので、光に弱い性質を持っています。読取面を上にして、直射日光の当たる場所に放置するのはご法度です。
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