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2008年07月08日の記事

2008/07/08(火)新暦の七夕は梅雨空

 7月7日の七夕は、日本では梅雨の真っ最中です。織姫と彦星はなかなか逢えませんね。話の由来から、旧暦でやればいいのに・・と思いますが、なぜか新暦です。

 商業地で行なわれる七夕祭は、新暦にこだわりません。商売が絡むと天気のよさそうなほうを選ぶんですかね。仙台の七夕祭は盛大です。
 幼稚園の七夕祭は、毎年雨の心配をしながら行います。でも、旧暦にすると夏休みだから、仕方ないでしょうね。

 五月(さつき)晴れというのは、旧暦では梅雨の合い間の晴天を意味しますが、現在ではGWの天気がいいと、ニュースのコメントなどに使われることがあります。
 季節を表わす言葉は、旧暦のほうが実態に合っていることが多いですね。農業に関わる季語が多いので、種を撒く時期を間違えたら大変です。
 春分・秋分・夏至・冬至から何日目というなら、新暦でも同じですが・・・

 正月を新春というには、グレゴリオ暦の1月1日は真冬なので無理があります。中国をはじめアジア圏では、正月を旧暦で祝う習慣が根付いています。日本がアジア圏からの輸入に頼っている品物は、少なからずこの影響を受けます。
 ウェディングドレスは、現在ほとんどアジア圏で作られているので、正月明けに注文したものは、2月の旧正月に引っ掛ります。納期が1ヶ月ほど遅れるそうです。

 キリストの生誕を祝うクリスマスには、さすがに旧暦はないだろうと思っていたら、どっこい!そうでもないようです。
 アフリカのキリスト教国のなかには、独自の暦を採用しているところがあって、1月になってからクリスマスを祝うとか・・・ 世界は広いですね。
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