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2008年07月09日の記事

2008/07/09(水)少なくなったネガ現像

 先日、地方の写真屋さんから電話があって、フィルム現像機を容量の小さなタイプに入れ替えたそうです。
 ノーリツ鋼機のV50(50本/h)からV30(26本/h)にスペックダウンです。最盛期にはV100A(92本/h)を使っていたので、隔世の感がありますね。(本数は24EX換算)

 「母液タンクの容量は小さくなっても補充タンクは同じだから補充液の管理が・・」と言ったら、「おっ、なかなか詳しいじゃないか」との返事。以前V50に入れ替えたときにも同じような話だったけどね。
 フィルム現像が少なくなって、とうとうV30です。全国チェーンのキタ○ラでも1日10本か20本の店が多いらしい・・なんてことを言ってました。さびしい話です。

 ノーリツ鋼機のフィルム現像機には、確かT15とかいう容量の小さな機種があったはずですが、ホームページを見るともう出ていないようです。小さな機種ほど需要が高いように感じますが、いまさら新品のネガ現機を入れるところはないということでしょうか?

 何年か前に和歌山のノーリツ鋼機におじゃましたことがあります。前述の写真屋さんが当時の専務と「池ちゃん」「○ちゃん」の仲で、一緒に連れて行ってもらいました。
 広くて立派な工場でしたね。本部ビルのエントランスは、まるで高級ホテルのようでした。開発技術の部長や担当者と、これからの銀塩写真がどうなるのか、意見を交換する機会を得ました。

 そのとき開発中だったのが、V30よりも容量の小さなネガ現機です。ブローニーに対応すべきかどうか?という点で意見が割れているようでした。(つづく)
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