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2012年06月02日の記事

2012/06/02(土)諦めきれないモノクロ赤外写真

 ライカからモノクロ専用機が出ると聞いて、一瞬色めきたった「酸化セリウム」の先生ですが、赤外感度がなさそうとの情報で、ガッカリしていました。御曹司の話では M8 のほうが赤外感度は高いそうです。先生は、M8 がフルサイズではなくて APS-H というのが気に入らないみたいです。贅沢な人ですね。

 フェーズワンから業務用のモノクロセンサーが出ています。CCD なので赤外感度はありそうです。商品撮影というよりは、学術研究のために作られたみたいで、価格は高めです。「いくらするんだ」と先生が聞くので、御曹司が「5、6百万円かな」と言うと、「それじゃダメだわ」と、またガッカリ。
 どうしてもモノクロの赤外写真が頭から離れないみたいで、この際 M8 でもいいような口ぶりでした。中古の M8 なら手が届きそうです。

 御曹司の情報によれば、ライカMモノクロームの元画像はベタベタの画で、現像ソフトによって画作りする考え方のようです。「20種類以上のモノクロフィルムの特長を再現する機能」というのは、これですね。
 その中に赤外フィルムが入ってないことに、先生は憤懣やるかたない様子です。すぐに手が出せる価格ではないし、かえってよかったのでは?

 御曹司は「どうしてもホロゴンを使ってみたいんですよね」と言います。世の中からフィルムがなくなったわけじゃなし、デジタル写真に拘る必要はないのでは? と言うと、フィルムで撮る気はもうないと言います。前にもそんな話でした。
 先生は「M マウントに改造しておけばなんとでもなる」と、自分もデジタルで使ってみたい口ぶりです。その一方で、「ほかにも 15mm や 16mm はあるからなぁ」と言っていたから、実用するならほかのレンズのほうが無難・・との認識かも?

 ホロゴンを使ってみたい御曹司は、リコーの GXR MOUNT A12、モノクロの赤外写真を撮りたい先生は、ライカ M8/8.2 が候補のようです。いずれにせよ、ホロゴンの M マウント改造が先ですね。
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