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2009年11月10日の記事

2009/11/10(火)リンホフ・カルダンシリーズ

 待望のジナーSを手に入れて、「酸化セリウム」の先生はご満悦でした。シノゴ判のカメラは、もうこれ以上必要ないはずですが、ナント!もう1台追加していました。リンホフのカルダンLです。

 スイスのジナーとドイツのリンホフは、大判カメラの2大メーカーです。撮影を本業にしている人達にとって、一度は使ってみたい名門ブランドです。
 機能的にはジナーSのほうが使いやすいと言っていたから、Biに未練はないはずですが、寂しかったのかもしれません。テヒニカに続きカルダンBiも手放して、リンホフのカメラが手元に1台もなくなったのが、寂しさの原因のようです。

 大判カメラの中古相場は急落していて、以前は手が出なかった機種が、驚くほど安く出回っています。価値がわかる人にとっては、思わず買ってしまう・・というか、買わざるを得ない・・という事態です。
 カルダンLは、ネットオークションか何かで、格安で出てたんでしょうね。L字形のアームにフレームが付いた独特の形をしています。日本のホースマンLシリーズの原型です。

 両軸支点よりもベースティルトのほうが使いやすい、とか言っていたから、普段はジナーSを使っているみたいです。使い慣れたカルダンBiに操作性が近いからでしょう。
 プライベートスタジオのカメラスタンドに、載せたままになっているところをみると、カルダンLはどうやら飾りですね。この先生は、大事な機材は使ったら必ず仕舞います。
 話の中でBi(バイ)の名前はよく出てくるけど、Lが話題になることはほとんどありません。昔の「彼女」のほうがよかったみたいです。

 飾りで載せておくだけなら、私のSinar Pにすればタダなのに・・・ 
 でも、ジナーはパーツが新旧共通だから、きっとバラバラにされて、ベースフレーム以外はどれが自分のだかわからなくなりそうです。やっぱりヤメですね。
 角張ったベースで手を怪我するといけないので、角をヤスリで削ったほうがいいとか言っていたし・・・
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