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2008年10月24日の記事

2008/10/24(金)写ルンですの活用法

 超高感度ISO1600のナイト&デイなら、室内の披露宴で撮影できます。ストロボが届かない距離でも何とか写るくらいだから、背景が真っ黒につぶれなくて自然な描写が期待できます。

 フィルムでの撮影は、現像してみないと撮れているかどうか心配ですが、ナイト&デイなら大丈夫でしょう。カメラが故障したときの「保険」としてもお奨めです。
 ネガとプリントだけでは、ウェブアルバムにアップロードできないので、現像するときに「CD同時書き込み」を頼んでおくとよいですね。デジタル化されたデータがあれば、何かと役に立ちます。

 デジタルカメラで撮影した画像データは、きちんとバックアップをとっておかないと、そのうちウヤムヤなってしまう危険性があります。
 元のメディアはもちろんのこと、パソコンのハードディスクも「危ない記録媒体」の仲間です。CD-Rに焼いておけば、とりあえず安心ですが、半永久というわけにはいきません。

 その点、写ルンですはアナログ写真だから、ネガが残ります。経年変化で退色しますが、画像がなくなってしまうことはありません。銀塩プリントの耐久性も期待できます。
 デジタルデータ化したCD-Rがあれば、ネガ・銀塩プリント・デジタルデータの3つの画像が手元に残ります。3つも保険に入っていれば安心ですね。

 市中の写真屋でネガからのプリントがいつまでできるかわからないけど、年数が経っても日本のどこかで処理してると思います。
 写真家の作品の多くは、銀塩のアナログプリントでないと表現できない趣きがあります。まったく姿を消してしまうことは、当面はないでしょうね。

 長期保存を第一に考えるなら、デジカメよりも写ルンですに軍配が上がりそうです。
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