2008/10/18(土)花嫁と一緒に撮る
とくに花嫁と親しい間柄のひとは、花嫁と二人だけのツーショットも撮ってあげたいですね。待合中の歓談のときに、どういう関係で、どのくらい親しいのかを素早く見抜きます。席次表は事前に入手しておきましょう。
同伴写真にしてもミニ集合写真にしても、ゲストから撮って欲しいと申し出があることは稀です。カメラマンから積極的に声をかけて、勧誘しないといけません。
ミニ集合を撮った後で、花嫁と親しいと判断したひとにツーショットを勧めます。気のあるひとは、我も我もと自分から名乗り出ます。放っておいたらこうはなりません。
花嫁に祖父母がいたら、必ずツーショットで撮っておきます。年寄りは遠慮がちなので、探し出して撮るくらいの気遣いが欲しいですね。
遺影写真にも使えるから、全身以外に半身だけのアップも撮っておきましょう。気づかれて「葬式の写真ができた」なんて言われるかもしれませんが、めでたい席だから怒られることはありません。内心はすごく嬉しいはずですよ。
新郎側の親戚や友人でも、花嫁を交えて一緒に撮ります。これから自分の身内や友人になるわけだし、結婚式の主役は花嫁みたいなもんです。新郎とだけのツーショットでは「花」がありません。
新郎新婦と一緒のミニ集合写真がいっぱい撮れたら、後でご両家から感謝されるはずです。写真室で撮った集合写真は、焼増代が高いから、全員の分を頼んでいないかもしれません。親しいひとと一緒に写っているミニ集合写真があれば、不満を抱かれる度合いが低くなります。
待合中にショット数が稼げれば、披露宴のときにあせらずに食事が楽しめます。花嫁がフリーの時間は限られているから、チャンスを逃がさないようにね。