2008/11/23(日)アルバムの加工内容
1位 デジタル加工 58.2%
2位 はめ込みタイプ 15.5%
3位 ラミネート加工 8.8%
4位 手焼き加工 6.7%
1位の「デジタル加工」は写真集でしょうね。「はめ込みタイプ」はサービス判のプリントをファイルしたアルバムだと思います。
写真集が増えて、ファイル形式のアルバムは減少傾向にあります。デザインアルバムと呼ばれる写真集以外に、写真を並べただけのデジタルアルバムが増えています。ひと口に「デジタル加工」といっても、仕上りの体裁はいろいろです。
3位の「ラミネート加工」という設問は、ピン!ときませんね。
写真集のなかにはラミネート加工されたものがありますが、素人が見て識別できる類のものではありません。8.8%のひとは、何をもって「ラミネート加工」と答えたんでしょうか?
4位の「手焼き加工」に至っては意味不明です。
いまどき暗室で引伸機を使って手焼きしているラボなど、ほとんどありません。写真業界でいう「手焼き」とは別のようです。
たぶん、多面台紙のアルバムを指しているんだと思います。六切以上のプリントを「手焼き」というのは、わからないでもありません。(実際には大半が機械焼きですが・・)
トレンド調査のこの項目には、毎年違和感を覚えます。
「わからない」という答えが19.2%もありました。1位の「デジタル加工」に次いで実際に2位にくるのは、この「わからない」という回答です。
設問の内容を変えたほうがいいと思いますがねぇ。