2008/07/03(木)ホロゴンの人気

 CONTAX G1にホロゴンを付けて喜んでいたひとのなかには、ライカ用のホロゴンも持っているひとがいたようです。知り合いの中古カメラ店で、最初に注文して入荷するまで騒いでいたのは、本物のMホロゴンを持っていたひとだったとか。
 発売当初、なかなか入荷しない時期が続いて、叱られっぱなしだった京セラの担当者は、「Mホロゴンを持っているならもういいじゃないの」と嘆いてました。

 ライカファンにとっては待ちに待ったホロゴンですが、新しいCONTAXファンの人たちには、それほど人気がなかったようです。CONTAX G1はオートフォーカスのレンジファインダーカメラです。ビオゴンとかホロゴンとかの名を聞いて、ピン!とこないひとでもCONTAX-Gシリーズを買いました。
 ホロゴンは目測のマニュアルフォーカスレンズでした。絞りもF8固定で、露出の制約がありました。

 ファインダーは別付け、ピントは手動、絞りは固定、センターNDフィルターを常用…どれを取っても自動露出のオートフォーカスカメラにマッチするスペックではありません。
 税別28万円という価格を「安い!」と思うひとでないと、買えませんね。私にとっては高嶺の花のレンズです。

 と言いつつ、実は私もホロゴンを持っています。京セラがCONTAX70周年記念に、モニター価格と称して放出したときにゲットしました。確か定価の4分の1くらいだったと思います。
 酸化セリウムの先生に知らせてやったら「オレも買う!」との返事。2本手にいれるのは、結構大変でした。このとき買い逃したひとは、地団駄を踏んだでしょうね。

ホロゴンとモニター価格騒動はコチラから
 WEB上には、他にもホロゴンがらみの記事が多いですね。

 でも、いまや時代はデジタルです。あのとき買っといてよかったかどうかは、ひとそれぞれでしょうね。
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