2009/11/30(月)高速転送のUSB3.0

 古いパソコンを使い続けていて、最近のスペックには疎くなっていました。CPUもOSもずいぶん変わりましたね。
 Intel CORE i5対応のマザーボートを調べていて、USB3.0が標準装備されているのには、時代の変化を感じます。

 USB2.0の転送スピードは480Mbps、USB3.0は5Gbpsというから、約10倍速いことになります。接続する機器の性能に左右されるので、実際には数倍程度のようです。バッファローから出たUSB3.0対応の外付ハードディスクは、従来の約3.7倍だとか・・・
 規格上の最大速度に達するには、しばらく時間が掛かりそうです。

 それにしても、1TBのUSB3.0対応HDDが2万円で買えるというのは驚きです。キューハチ時代に10万円もした10MBのハードディスクは、一体何だったんでしょうね。当時、「金の塊」とはよく言ったものです。同時に「ガラス細工」とも・・・
 容量で比較すれば、10倍どころか10万倍です。コスト的には50万分の1になりました。転送速度は、SCSI2の約30倍(理論値)だから、総合的な性能は1千5百万倍も違います。

 いまの日本は緩やかなデフレ傾向だそうですが、パソコンの世界は猛烈な「デフレ」状態です。第2次世界大戦直後のドイツと逆のパターンですね。リヤカー一杯のお札を持って行って、買えたのはジャガイモ1個だけだった・・なんて逸話が残っています。

 既存のパソコンでもUSB3.0が使えます。インターフェースボードを増設する方法です。PCI Express x1のスロットがあれば、数千円の投資で装着できます。
 旧タイプのPCIスロットしかないP2B-FにWindows 2000では、どうしようもありませんが・・・
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