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2009年07月17日の記事

2009/07/17(金)ニコンvs.キヤノンの構図

 デジタル一眼レフを購入するとき検討対象となるのは、2大メーカーのニコンとキヤノンです。プロ・アマを問わず、ほとんどのひとがそうだと思います。
 手持ちの機材の都合でどちらか片方を本命にしている人でも、必ずもう一方の対抗機種と比べてみるのが人情です。

 私の場合は、手持ちの機材の都合・・ということはありません。ニコンはF/F2時代のシステムで、レンズはAIですらないものがあります。キヤノンにいたっては、ライカマウントの Canon P しかありません。もともと縁がなかったんですね。

 どちらもフラッグシップのハイエンド機を持つメーカーです。購入するならそこそこのスペックを備えた機種を検討したいですね。ニコンのローエンド機やキヤノンの Kiss では物足りません。

 とはいっても、ニコンの D3X やキヤノンの EOS-1 Ds MarkⅢでは、ボディーを買うだけでもかなりの出費です。撮影でお金をもらうわけではないし・・・
 狙うとしたら、ニコンなら D700 、キヤノンなら EOS 5D MarkⅡあたりでしょうか。このクラスなら、2大メーカーを選んだ意味があります。ボディーだけなら何とか手が出そうです。

 問題は、レンズを含めた周辺パーツです。レンズは一から揃えなければならないし、大光量の専用ストロボも必要です。縁の薄かったニコン・キヤノンは、やはりハードルが高いですね。
 その下を買うのなら、ほかのメーカーの機種のほうがいいような・・・
 これは私の昔からの持論ですが、そのメーカーを代表する機種が、コストパフォーマンスに最も優れていると思います。(金額の高い低いは別にして・・)

 手元にはαマウントのレンズがひと通り揃っているし、PENTAXは 6x7/645 まで含めると、使えそうなレンズがゴロゴロあります。
 フィルム時代と比べて、製品寿命の短いデジタル一眼レフのボディーに、あまりお金をかけるのは考えものです。出費を抑えたいのなら、ソニーかPENTAXでしょうね。
 自分の身に限っては、Nikon vs. Canon の構図は、成り立ちませんでした。
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