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2009年12月01日の記事

2009/12/01(火)画像の転送速度

 USB3.0の登場で、画像データの転送速度が大幅にスピードアップしそうです。規格どおりUSB2.0の約10倍まで上がるのは、何年か先でしょうが、当面数倍でも速くなれば助かります。

 デジカメのメモリが大容量になって、古いスペックのままでは、フラストレーションが溜まります。転送時間が長いと、電池を充電し直したり ACアダプターを用意したりと、余分な気遣いが必要です。
 USB3.0の端子は、Aタイプ以外は専用だそうだから、デジカメやプリンターの接続端子とコードは専用になります。従来の機器は、USB2.0の互換モードで使えるので、新しくパソコンを用意するなら、USB3.0対応にしておけば、どちらも使えます。

 パソコンと違い、デジカメやプリンターは、後からUSB3.0の機能を追加できません。はなから機能を搭載していないと使えないわけです。端子もコードも違います。
 近いうちにデジイチを買い直すつもりでいましたが、もう少し様子見ですね。コンパクトカメラよりも一眼レフのほうが筐体は大きいし、画像データも重いから、USB3.0対応機が出てくるのは早い気がします。

 新規格が生きるのは、やはり動画でしょうね。ハイビジョン画像の転送には、20GB程度だと普通は10分以上掛かります。それが数分から数十秒で済めば、イライラから解放されます。
 デジカメに動画機能が加わるようになって、新製品が出るたびに、やれ性能がどうだの動画機能がなくてガッカリしただの、意見が飛び交うようになりました。動画機能を云々するなら、画像データの転送速度も考えないと・・・

 銀塩時代には気にする必要のなかった、パソコンのスペックや接続機器の規格が、デジカメになって重要な意味を持つようになりました。
 行き当たりバッタリで衝動買いをすると、後から後悔することになりそうです。
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