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2009年12月05日の記事

2009/12/05(土)増設メモリの話

 LGA 1156対応のマザボは、メモリスロットは大抵4個です。
 パソコンのメモリが2GBという表示なら、デュアルチャンネルだから 1GB×2で、残りは2スロットとなります。2GB×2を増設したとして、合計6GBで終わりです。それ以上にしたいときは、クソ高い4GBのメモリを買うか、元の1GB×2を抜き取って交換するかです。
 Windows 7でも32bit版は、3.2GB以上積んでも認識しないので、あくまで64bit版を使う場合の話です。

 今度追加するマシンは、64bit版のOSで、メモリをドンと積んで・・という想定だから、標準で2GB搭載済の機種はパスです。あとで交換することになりそうです。
 メモリの最大容量は、スロットの数に関係なく16GBまでです。4GB×4ですね。4GBのメモリは割高だから、価格的には非現実的な構成です。6スロットあれば、2GB×6(計12GB)で、安く済むのですが・・・

 GIGABITEからメモリスロットが6個あるマザボが出ています。先月、USB3.0搭載の新タイプ(GA-P55A-UD6)が出て、9月発売の初期モデル(GA-P55-UD6)が大幅に値下がりしました。たった2ヶ月、記号ひとつ違うだけで、1万円ほどの値下げです。
 パソコンのパーツは、こういうことが日常茶飯事です。いますぐ利用しない機能を無視すれば、ひとつ前のモデルがお買い得です。

 4GBのDDR3メモリがもっと安くなるなら、メモリスロットは4個で十分です。6本装着しても16GBしか認識しないからです。
 時間の経過とともに値下がりするパーツのなかで、メモリは乱高下する特異な存在です。もっと下がるかと思ったら、ある日突然値上がりすることがあります。DDR2がそうですね。

 需要が増えて生産が追いつかなければ値上がりし、生産量が増えてコストが下がれば値下がりします。そのうち主流から外れて需要が減ると暴落し、生産調整が進むと反転して値上がりします。
 4GBのDDR3メモリは、これから需要が増えると思います。生産量が上がれば、いまよりもウンと安くなりそうです。
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