2010/01/31(日)ペン2マシンの活用

 Pentium Ⅱ 800MHzなんて古いCPUのパソコンをいつまでも後生大事に使っていると、周りから白い目で見られそうです。ついこの間まで、OSはWindows 98SEでした。

 早く新しいスペックのパソコンに替えたい気持ちはありますが、長年愛用してきたマシンです。同じマザボがスペアで取ってあるし、スロット1のCPUもあと2つあります。何かあっても修復可能な状態だから、この1台はもう少し現役で残しておきたいですね。

 古いパソコンをプリントサーバーやホームサーバーにするくらいなら、Atomあたりの低価格CPUで新しく組んだ方が、消費電力が少なくて経済的だという指摘もあります。
 省エネとかエコとかいう視点からはそうでしょうが、Mini-ITXで1台組むにしても数万円掛かります。全体のコストからみて、在るものを有効利用したほうがいいように思います。

 デュアルコアで1台組むときに、ケースと電源部を流用しました。結果として、1台分のパーツが余ります。当然メモリーは移設です。
 128MBが3枚余ったのですが、空きスロットは2つしかありません。こういうときに1枚あたりのメモリー容量が小さいと不利ですね。でも、512MBが768MBに増えて、少しは環境が改善されました。

 Windows 7を載せるにはシステム全体のスペックが低すぎます。Windows 2000のサポートが切れたら Linux マシンにするのも悪くなさそうです。馴染みのないOSですが、以前から興味はありました。

 ハードは Intel、ソフトは Microsoft と、判で押したような組み合わせは、実は好きではありません。どちらかというと判官びいきだから、ほかの企業に頑張ってもらいたいと常々思っています。
 デュアルマシンのCPUをAMDにしたのは、そういう意識の表れですかね。価格が安いということもありますが・・・

2010/01/30(土)2台目はWindows 7に?

 アナログ放送終了まで、まだ1年半あると高を括っていたら、その前にWindows 2000のサポート終了が迫っていました。やっと出てきた未使用のXPをついこの間インストールしたばかりだというのに・・・

 XPの販売は打ち切られているし、Vistaはあまり評判がよくないみたいだから、今度入れるとしたらWindows 7ですね。それまでにXPで練習しておかないと・・・
 普通ならクラシック画面に切り替えるところをグッと我慢して、98SEや2000で染み付いた旧OSの操作感覚を早く払拭しないといけません。

 Windows 7にするなら、今度は64bit版ですね。Windows 2000はアップグレード版が適用されるそうですが、クリーンインストールになります。(Windows 98SEのマシンはもうなくなりました)
 通常のパッケージ品は、32bit版と64bit版が同梱されています。しかし、2台で使えるわけではないからあまり意味なさそうです。載せ替えの自由度が高いという利点はありますが・・・

 値段からみてDSP版がお得です。将来的には次期OSのアップグレード版が使えないのが難点ですが、そのときは、またDSP版を買えばいいことです。
 自作マシンは、DSP版を購入する権利があります。一般的にはFDDとセットで売られているみたいですが、マザボでもHDDでもDSP版とセットで購入できます。

 もうひとつの選択肢は、ボリュームライセンスです。何台もPCを使う企業向けの割引サービスです。25台以上というパックがある一方で、3ライセンスから利用できる「オープンライセンス」という小口のものもあります。こちらは個人でも利用可能です。

 市販のアップグレード版のなかには、1ライセンスで3台までインストールできるパッケージがあります。これなら1台あたり8千円そこそこです。うちみたいに旧OSマシンが3台という場合は、これが一番割安です。
 問題は、ついこの前までWindows 98SEで動かしていたPentium Ⅱマシンに、Windows 7を載せるかどうかです。旧OSは通常パッケージ品なので、新しく用意したマシンに一旦載せ換えてから、後で7にアップグレードする方法もありますが、マザボが旧OSに対応しているかどうかです。

2010/01/29(金)XPはもう古い?

 新しく組み直したAMDマシン(Phenom Ⅱ X2/545)のOSは、Windows XP Professional(32bit版)です。未使用品があるはず・・と探していて、年末の大掃除で見つけました。
 いまならWindows 7(64bit版)でしょうが、ここはじっと我慢です。あるものは有効に使わないと・・・

 マザーボード(GIGABYTE)のスペックを調べていて、気になる点がありました。対応OSがXPはSP2以降となっていたことです。手元にあるXPはService Pack 1です。(大丈夫かしら・・)

 インストールしてそのままセットアップすると、USB2.0のドライバーが入らずに、USB1.1になってしまうという情報がありました。ということは、 SP1でも一応インストールはできるみたいです。
 ここは慎重に、マイクロソフトのサイトからSP2・SP3にバージョンアップした後で、マザボ付属のドライバーを入れることにしました。そのためには、ネットにつながる状態にする必要があります。

 オンボードのイーサネットを使わずに、旧マシンから外したPCIのLANカード(Intel Pro/100S)を使いました。別のパソコンでドライバーをダウンロードします。見たら最後のバージョンが「XP対応」となっていました。(ラッキー!)
 マイクロソフトのサイトでXPの認証申請を済ませ、SP2にしたあとSP3にアップします。結構な手間ですね。

 OSの態勢が整ったところで、マザボ付属のDVDからドライバーをインストールしました。デバイスマネージャーで「?」マークが並んでいたのが、これでスッキリ解決です。
 外付けのHDDをつないでファイルコピーをかけたら、ちゃんとUSB2.0の速度で動いていました。事前に情報を仕入れていて助かりました。

 どうやらXPは、いまどきのOSと旧OSの狭間にいるようです。2014年4月まではサポートが受けられるそうですが、Vistaよりも早く打ち止めです。
 ところで、まだ3台残っているWindows 2000のサポート終了は、確か今年の夏だったような・・・
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