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2009年12月02日の記事

2009/12/02(水)USB3.0への対応

 USB3.0の登場で、画像データの転送速度が大幅にアップしそうです。いずれデジカメにも採用されるでしょうが、それまで買い替えを待つというのでは、一体いつになることやら・・・

 パソコン本体が対応していないと、デジカメだけUSB3.0になっても意味がありません。OSがWindows XPかVistaなら、ハードのスペックは新しいだろうから、わずかな出費で対応できます。USB3.0のインターフェースカードを増設する方法です。
 デスクトップ型の場合は、PCI Express x1のスロットが空いていれば、そこに取り付けます。スリム筐体のパソコンは、ロープロファイルのカードしか使えないので、購入時に注意が必要です。
 ノート型なら、Expressカードスロットにインターフェースカードを装着します。

 あとは、USB3.0対応のメモリカードリーダーを接続すれば、パソコン側の対応は完了です。まだ対応機器がありませんが、来年には発売されるでしょう。カードリーダーのメーカーから、すでにインターフェースカードが出ているので、時間の問題だと思います。

 この方法なら、いまあるUSB2.0のデジカメで撮影した画像データでも USB3.0でパソコンに転送することができます。カメラとパソコンをUSB2.0のコードでつないで転送するよりも、高速で転送することが可能です。電池の残量を気にすることもないし、ACアダプターを用意する必要もありません。

 外付けのハードディスクは、USB3.0対応のものが早々に発売されています。速度的には規格どおり約10倍とはいかないようですが、従来の規格よりも数倍速くデータ転送ができます。
 将来的には、もっと速度が上がるだろうから、いますぐ必要ない場合は、もう少し待ったほうが得策だと思いますが・・・

 Expressカードスロットのないノートパソコンを使っている人は、インターフェースカードを増設・・というわけにはいきません。買い替え時期にきている場合は、もう少し我慢したほうがいいでしょう。
 来年には、CORE i3のCPUが搭載された新製品が出てくるはずです。
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