メッセージ

2009年12月03日の記事

2009/12/03(木)マザーボードの話

 IntelからCORE i5が発売されて、マザーボードの新製品ラッシュです。CPUソケットが従来のCORE i7とは違うので、新規格となりました。LGA 1366からLGA 1156となり、ピン数が210本減っています。もちろん互換性はありません。
 CORE i5と同時発売のCORE i7-860/870は、CORE i5と同じLGA 1156だから、従来のマザーボードには装着できません。CORE i7でも900番台とは別モノです。IntelのCPUは、こういうところがややこしいですね。

 CORE i5と同時に発売されたASUSやGIGABITEのマザボには、USB3.0は搭載されていませんでした。2ヶ月ほど経って、対応したモデルが投入されました。初期モデルの価格は、大幅に値下げとなります。
 発売後すぐに手を出した人は、悔しいでしょうね。USB3.0がないだけではなくて、今とは値段がずいぶん違います。後からインターフェースカードを追加した場合、差額はさらに広がります。

 電子機器は、こうした価格変動が激しい分野です。あまり神経質になってもいけませんが、たった2ヶ月でモデルチェンジというのは、ちょっと早すぎるような気が・・・
 これから購入する人はラッキーです。前のタイプなら同じ予算で上位モデルが手に入ります。今すぐ使わないUSB3.0やSATA3(6Gbps)を無視すれば、初期モデルにするのも悪くありません。

 マザーボードは、CPUをはじめパソコンのパーツを組み込む要の部品です。将来拡張するときに、対応していない規格のものは追加できないので、どのモデルにするかは大事な選択です。
 CPUやビデオカード、メモリなどは、後から交換できます。USB3.0やRAID機能などは追加可能です。余分なお金は掛かりますが・・・

 自分がやりたい作業をハッキリさせて、それに合ったスペックでパーツをチョイスするのが、パソコンを購入するときのコツですね。まずは、どのマザーボードにするか?です。
OK キャンセル 確認 その他