2011/01/14(金)XPモードの利用法

 Windows 7 上で動く XP モードは、仮想マシンソフト Visual PC を使って Windows XP が使えるようにしたものです。Win7 とは別の PC という扱いですが、デスクトップのファイルを Win7 のフォルダーに移動できたりするので、操作に融通性があります。

 どうしても XP モードでなければ動かないのは、いまのところ旧タイプのスキャナー関係だけなので、画像を読み込んだら、後は Win7 で作業する形になります。Ubuntu で読み込んでから Win 7 を再起動するよりも便利です。
 巷でいうほど XP モードは遅くないみたいですが、Win7 で作業したほうが速いに決まっています。

 Win7 が出始めのころは、仮想マシンが動く環境が限られていたようです。いまはアップデートされて緩くなっています。今回組み直した PC は、そういった問題は関係ありませんが・・・
 いずれにしても XP モードは、古い資産を継承するための最後の手段くらいに考えておいたほうがよさそうです。

 Internet Explorer は Ver.6 になっています。あのマイクロソフトが、Ver.8 へのアップグレードをしつこく言ってこないのは、古いソフトとの互換性を優先しているからのようです。
 IE.8 へのアップグレードは、手動で行なうことになります。Win7 は IE.8 だから、そのままにしておいたほうが無難かもしれません。

 現時点で、リモートデスクトップ環境で使えないソフトやドライバーは、手元にはないはずです。Visual PC 以外の仮想ソフトに乗り換える必要はなさそうです。
 ウィルス対策ソフトが入っていないとうるさいので、フリーソフトを入れておきました。認証作業のためにメーラーに1つだけアカウントを設定しましたが、ほかに使う機会はないでしょう。
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