2008/08/18(月)アルバムの部品撮り3
普通は誰も細かく注意していませんが、本人にとっては拘り抜いたアイテムばかりです。
資料・情報提供してくれているドレスショップの話では、ドレスを決めるときよりもアクセサリーを選ぶときのほうが、時間が掛かることが多いとか・・・
ほとんどのゲストは、そこまで細かく見ていないけど、せめて写真班だけでも本人の拘りを察してあげないとね。アップで撮らせてくれと頼んでも、嫌がる花嫁はまずいません。
嫌がる素振りを見せても、単に恥らっているだけです。強引に撮ってあげましょう。
ティアラやネックレスは、光が大事です。キラキラ感を出したいのなら、点光源のある場所がいいですね。なくても暗いベタ光の場所は避けます。
アクセサリーの写真は、表情が見えている必要はありません。イヤリングなんかは、表情の見えない横顔のほうがいいですね。
ティアラは正面から撮りますが、コサージュなどのヘッドドレスは大抵サイドです。斜め後ろからのショットも変化があっていい雰囲気です。
ヘッドドレスが生花の場合は、ブーケと同じ花を使っていることが多いので、花嫁に頼んで一緒に写せるよう演技してもらいます。椅子に座っていたなら、斜め後ろから見下ろして、空いた空間にブーケが入るよう持ってもらいます。
ピントはヘッドドレスに合わせます。ブーケはボケても構いません。
花嫁が拘った小物やアクセサリーを一通り撮り終わった時点で、カメラマンの評価は数段アップしているはずです。
そこまで花嫁の気持ちを察してあげるひとは、男では新郎以外にはいませんからね。