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2010年10月05日の記事

2010/10/05(火)3層構造のEマウント機

 シグマが APSC サイズの3層構造「フルカラー X3 ダイレクトイメージセンサー」を発表したことで、巷では様々な憶測が飛び交っています。搭載機 SD1 の発売が予想以上に早そうだとか、135 フルサイズの3層構造はいつごろか?等々。
 多分に希望的観測の側面がありますが、待ち望んでいる人がそれだけ多いことの裏返しでしょう。

 中には、シグマがEマウントのミラーレス機を出すのではないか?と、予想する人もいます。ソニーのプレス会見と早速結びつけた発想です。
 いや、レンズメーカーだからそれはないだろう、との意見も・・・

 他社レンズをハメまくりのカメラは、レンズメーカーのシグマにとって魅力がないというのが、否定的な見方の理由です。でも、撮像素子メーカーの FOVEON 社まで買収したくらいだから、どう打って出るかは未知数です。目が離せないメーカーのひとつではあります。

 仮に、Eマウントのミラーレス機を3層構造の 4800 万画素で出したら、世間は驚くでしょうね。そこまでの高画素が必要かどうかは別として、「世界最小」よりもインパクトがあるのでは?
 天体望遠鏡と違って、デジカメは自作できないから、一般ユーザーとしてはメーカーに頼るしかありません。何を希望しようが、罪のないことだと思います。

 いままで異端児だった3層構造素子の実力は、実際はどうなんでしょうか? フィルムに似た構造だから、銀塩時代のレンズが、支障なく使えるようなら興味があります。乳剤と違って斜めからの光には弱そうですが、合焦範囲にゆとりがありそうな・・・
 とは言いつつ、専用マウントでは購入意欲がイマイチ湧きません。Eマウント機を望む声があるのは、肯けますね。
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