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2010年10月25日の記事

2010/10/25(月)テレビ放送の有料化

 ソニーがインターネットテレビを発売した背景には、ハードの販売のみならず、ソフトで継続的に利益を上げたいという思惑があるようです。テレビを売ったら終わり・・ではなく、継続できるビジネスモデルの構築が狙いです。

 いままで視聴が無料だったテレビ放送が、地デジ化を境に有料化される動きが出てきました。民放の放送自体は無料でも、視聴手段で料金を取ろうという動きです。
 B-CAS カードもそのひとつです。視聴機器にその分の料金が上乗せされています。カードを買うのではなく、借りる形なんだとか・・・

 自前のアンテナで受信せずに、ケーブル回線や光回線を利用すれば有料となります。中味が同じではお金が貰い辛いとみえて、何らかの付加価値は付けているようですが・・・
 アナログテレビでそのまま視聴できるとか、別のコンテンツが見られるとか、いずれも申し訳程度のオマケです。

 我が家の共同配信を請け負っているケーブルテレビ会社は、デジアナ変換でアナログテレビの継続使用をウリ文句にしています。地デジに移行後は、月額 1,050 円を徴収するそうです。半年単位で、最低2年間は契約義務があるというから、早い話が 25,200 円以上よこせ!ということですね。

 サイトを見たら、地デジのみの料金は載っていませんでした。より高額なケーブルテレビの契約に誘導したいみたいです。
 CATV のページを見ると、有料サービスでない場合の試験放送終了後の扱いについては、「改めてご案内させていただきます」という表現のままでした。生殺しですね。
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