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2010年10月06日の記事

2010/10/06(水)Cマウントのミラーレス

 ケンコーからレンズ交換式ミラーレス機のアナウンスがありました。ケンコーはフィルターメーカーとして知られていますが、現在ではスリックやトキナーを傘下に収めた総合写真用品メーカーです。

 フォトキナでの発表によれば、Cマウントを採用するそうです。ビデオカメラや 16mm 映画の撮影機によく使われている規格です。
 撮像素子のフォーマットは不明ですが、標準レンズが 6mm F1.4 というから、フォーサーズよりもかなり小さいみたいです。コンデジのレンズ交換式といった位置づけでしょうか?

 ボディーには、マグネシウム合金を採用する予定で、価格は3万円程度と安めの設定です。来年には具体的な内容がはっきりするとか、発売が2月頃との話もあるようですが・・・

 Cマウントのレンズは、いろんなスペックのものが出回っています。総じてイメージサークルが小さいから、大きな撮像素子では、使えないレンズが続出します。Eマウント用の変換アダプターも出ていますが、マイクロフォーサーズ用のほうが適合レンズが多く有利です。

 撮像素子が小さいことに意味があります。価格も約3万円と手頃だから、Cマウントレンズ専用機として割り切ればよいでしょう。小さなフォーマットなら、ほとんどのCマウントレンズが使えるはずです。
 135SLR のレンズもアダプターを介して装着可能ですが、ワイドレンズが超望遠になってしまいます。なにせ標準レンズが 6mm ですから・・・

 画素数は 1400 万画素程度で、JPEG オンリー。RAW での撮影は考えていないそうです。マグネシウム合金ボディーにするほどのこともないような・・・
 C マウントレンズには大きくて重いものがあるし、同社から出ているマウントアダプターを使えば、135SLR のレンズも装着できます。堅牢なボディーでないと・・ということでしょうね。
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