2008/05/23(金)笑顔で埋める結婚式

 超広角・超望遠を写真上達の道具に推奨する彼の先生は、頼まれて結婚式のスナップ写真もよく撮ります。
 結婚式のスナップ写真を上手に撮る秘訣は、アルバムを笑顔で埋めることだそうです。「笑顔で埋める・・」なるほど!ですね。FOTO-JAPANも同じ意見です。

 当時、写真教室のスポンサーだったレンズメーカーの28-200mmズームを推奨してました。離れた場所から気づかれずに笑顔が撮れる・・というのが、お奨めの理由です。
 半分はスポンサーの宣伝でしょうが、被写体に気づかれないで表情を切り撮るには、望遠レンズは確かに有利です。私なら80-200mm F2.8か85mm F1.4を使うけどね。手ブレが心配なので、離れていても100mmくらいまででしょう。
 F値が暗い28-200mmだと、ストロボは必需品です。しかも200mmで撮りたいなら、かなり大光量の!

 結婚式ならめでたい行事だから、笑顔を切り撮るシャッターチャンスは多いと思います。近距離で撮影したときの「お愛想」笑いと、気づかれずに撮った自然な笑顔では、やはり違いが出ます。
 笑顔を検知するとシャッターが落ちる・・なんてデジタルカメラもありますが、お愛想笑いだとダメなんだそうです。ちっともシャッターが切れないようだと困りますよね。

 もっと困るのは、葬式で笑顔のひとが多いことです。百歳前後で亡くなった場合は、めでたい部類に入りますが、若くして亡くなったひとの葬式で笑顔の写真はいただけません。
 写真はズーッと残りますから、「あの野郎!オレの女房の葬式で笑ってやがった!」と後々恨まれることになっても気の毒です。葬式で望遠系のスナップ撮影は、避けたほうが無難のようですね。
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