フィルムの終焉は秒読みに2010/02/23(火)
自宅の近くで窓口がないかネットで調べてみました。すぐ近くのドラッグストアが一番近いかな?と思ったら、名前が出てきません。提携先のチェーン店だし、ほかの支店はリストにちゃんと載っているのに・・・
そういえば、同じ敷地内にパレットプラザがあります。駐車場の入口に1軒だけポツンと小さな店を構えています。ひょっとすると、その土地の大家さんかもしれませんね。
事情はともあれ、スケベ根性で隣の商売を邪魔していないのは、なかなか感心です。隣の写真店へ集配に来ているのは、チェーン店を回っているのと同じラボかもしれません。
最後の砦と言われた官公庁(とくに警察)のフィルム需要が激減しそうな雰囲気です。一部でデジカメも使われてはいましたが、証拠写真になる鑑識の撮影はフィルムを使っていました。それが、昨年からデジタル写真に切り替わりつつあります。
ライトワンスメモリーカードという、1回限りしか撮影できない記憶媒体が出てきたからです。警察に先駆けて、海上保安庁ではすでに導入しています。
消して再生利用できないということは、コスト的には不利です。いくら現像代が要らないからといって、使い切りだとかえって高くつくのでは?
データの管理が一元化できるなど他の要素もあるから、一概には言えないようです。フィルム式の一眼レフが、一部の高級機を除いてほとんど製造中止になっているのも大きな要因でしょう。
最後の砦が陥落して、銀塩フィルムの終焉は、いよいよ秒読みに入ったみたいです。