2010/02/27(土)土建写真の修整内容
それだけ「書き間違い」が多いということですか・・・
後で書換えができるから、作業がラフになっているのかもしれません。ライトワンスメモリーになれば、もっと注意するでしょうね。
それでも間違いは起こるし、契約上の理由で日付を変えたいという事情が発生するかもしれません。工事写真の修整は必要悪のようです。
作業員のヘルメットの字を消すということもあるそうです。下請の社名が出てはまずいということでしょう。現場で働いている人には、そういう意識がないから、いつもどおり普段使っているヘルメットで作業するのが普通です。
落札しておいて下請に丸投げ・・というのは、よくある話です。
フィルム時代には、撮影に失敗したり、裏ブタをうっかり開けたりして、写真が残らないことがありました。工事は進んでいるし、いまさら掘り返して撮り直すには費用が掛かります。
そんな窮地を救っていたのが、DPを請け負っていた写真店でした。
舗装された道路を土の状態にすることもあったようです。実際にもう一度やり直したら、コストも掛かるし工期が延びます。写真の加工代と複写代で済めば、万事丸く収まります。
工事写真が多かった写真店では、現像したフィルムに何も写っていなかった場合は、すぐに電話で知らせていたそうです。いまならまだ撮り直しができるかもしれない・・という配慮です。
デジタル化で、その場で画像が確認できるようになって、失敗の確率は減ったはずですが、後からの修整は一向に減らないみたいです。簡単に修整できることで、写真撮影がますますラフになっているのかもしれません。