自宅のパソコンデスクに置いてあった旧マシンは、廃棄予定のパーツで組んだものと入れ替えました。家内が使っていた PC のパーツで組み直したものです。15 インチの液晶モニターだから、XGA までしか表示できないグラフィックチップでも不便はありません。
余った旧マシンを事務所の 23 インチワイドモニターにつないでみることにしました。確かフル HD でも表示できるビデオボードを積んでいるはずです。
D-Sub 15 ピンのアナログケーブルを1本買ってきて、つないでみました。Windows 2000 はスンナリ立ち上がり、画面サイズを 1920x1080 ピクセルに設定し直します。
ビデオボード(NVidia Riva TNT)は、最大 1920x1200 ピクセル(32bit)まで対応していました。古い割には贅沢な設計です。
久しぶりに使うモニターですが、やはり画面が広いですね。23 インチでは文字が小さいような気がしますが・・・
次に Ecolinux を立ち上げようとして、トラブル発生です。いつものようにパスワードを打ち込んだのですが、起動せずに何度も入力を求められます。
ひょっとしてパスワードを間違えたのかと思い、別の文字列を打ち込むと「認証エラー」が出ます。間違えたわけではなさそうです。困りましたね。
再起動するときに、リカバリーモードにして立ち上げてみることにしました。意味不明の文字列が表示された後で、リカバリーメニューが現われました。前はちゃんと動いていたから、Resume nomal boot を選びます。
文字列がダーッと走って、ubuntu login: が出たら、ユーザー名とパスワードを打ち込みます。$プロンプトが出たところで、startx と記述したら・・・
ネズミが Ubuntu ロゴの水車を勢いよく回す絵が出ました。(やった!)
すぐに Xfce のデスクトップ画面が表示されました。(やれやれ)
LINUX なんか二度と使わない!という人がたまにいますが、きっとこういう目に何度も遭ったんだと思います。解決策を自分で調べるのが LINUX の原則です。使いこなすまでには、時間と忍耐が要るみたいですね。