2010/06/30(水)アマチュアは645D?

 前に会ったときにマミヤの人は、PENTAX 645D のようなカメラは売れてもらわないと・・とか言ってました。プロ用のカメラではないから、バッティングしないということでしょうか?

 ほとんどの 645 ユーザーは、デジタルカメラ購入時に下取で出してしまっているのでは?と言ったら、ずいぶん前からアドバルーンを上げていたから、皆温存しているのではないかとの見解です。
 まだリバーサルフィルムで頑張っている人もいることだし・・・

 「酸化セリウム」の先生のところで、一緒にデモ機を見せてもらいました。Mamiya 645DF に M22 デジタルバック、シュナイダー 80mm F2.8 のセットです。
 「ところで、お値段は?」と聞くと、ざっと 200 万円だそうです。業務用途だから、そのくらいはするでしょうね。アマチュアが手を出せるお値段じゃありません。(お金持ちの道楽なら話は別ですが・・)

 納入している先は、写真館やコマーシャルスタジオではなく、美術館や博物館、それと研究機関が主だそうです。ある程度の予算があるところでないと、なかなか購入まで至らないとか・・・
 どうしても業務上必要な機関は、何年か後に必ず買い換えの需要があると言います。10年先を考えれば、そういう先を開拓したほうが堅いんだとか・・・

 アマチュア需要は PENTAX 645D に任せた・・ということですかね。その割には、警戒している素振りがないではないような気がするのは、ゲスの勘ぐりでしょうか?
 135 フルサイズのデジイチを購入した途端に、「ま、これでいいか」という写真館が多かったそうです。プロ用カメラのメーカーは、茨の道を歩んできたから、ボディー価格で約 80 万円の PENTAX 645D は、やはり脅威なのかもしれません。

2010/06/29(火)中判デジタルバックの威力

 どこで聞きつけてきたのか、プロ用カメラのメーカーの人が突然やってきました。会うのは3年ぶりくらいでしょうか?
 中判デジタルバックの購入を予定しているところがあるそうだが・・という問い合わせです。「酸化セリウム」の先生のことですかね。訪問してきたのはマミヤです。

 もう出物のデジタルバックを買ってしまった後ですが、RZ67 を使っていると聞いて、ご挨拶だけでもと言います。いきなり電話して、門前払いされても気の毒なので、先生に連絡して話だけでも聞くように頼んでおきました。
 裏のない真面目な人なので、会って話を聞くだけなら警戒不要です。いろいろ情報も聞けることだし・・・

 しばらくしてマミヤから電話で、やっと先生とコンタクトが取れたので、今から行ってくると連絡がありました。先生が、「今日あたりアイツ(私)も来るころだ」と言っていたとか・・・
 そう言われては行かないけにはいきません。スタジオに駆けつけたら、メーカーとディーラーの人が先に来ていました。

 車にサンプル写真が積んであるというので、見せてもらうことにしました。縦 3.5m の大型プリントです。フェーズワン M22 バックにシュナイダー 80mm F2.8 で撮影したサンプルです。横位置4コマを Photoshop を使って縦位置に合成したものです。
 雪景色の合掌造りの風景写真でした。ディーラーの人が手持ちで撮影したそうです。雪面のディティールが実によく表現されています。建物のシャドー部の表現も悪くありません。

 先生は、バイテン(8x10 インチ)よりもよく写っていると感心していました。業務用途のサンプルにするなら、風景写真ではなく女性のヌードか何かにしないと・・とか言ってました。否が応でも見ざるを得ない写真でないといけないそうです。言えてますね。
 「これが PENTAX 645D のサンプル写真なら風景写真のアマチュアはイチコロだね」と言ったら、ディーラーの人は「・・・」でした。(余計なことを言ったかしら?)

2010/06/28(月)LINUXのRAW現像ソフト

 Ecolinux で旧スペックマシンの延命を図ったものの、使い慣れていないせいか、なかなか実用するところまではいかないですね。ついつい Windows のほうを起動してしまいます。
 デュアルブートも考えものですね。いまは、環境整備をしながら、少しずつ覚えるよう努力している段階です。

 α7デジタルに添付の現像ソフトは、LINUX では動かないみたいです。RAW モードで撮る用事は、いまのところありませんが、RAW 現像できる環境は整えておかないと・・・
 調べていたら、GIMP と連動して動くフリーソフトが見つかりました。UFRaw です。

 単独で起動することもできるし、GIMP のプラグインとしても使えます。どういう使い方をするかわからないので、両方ともインストールすることにしました。
 LINUX のファイル構造がイマイチよく掴めていないせいか、自動でインストールできるアプリ以外は、どうも苦手です。Windows 版の UFRaw は、インストーラーの指示に従えば簡単にできるみたいですが・・・

 さらに調べたら、Ubuntu のリポジトリに入っているみたいです。短いコマンド操作で簡単にインストールできました。
 スタンドアロン版のインストールは、sudo apt-get install ufraw 。
 プラグイン版は、sudo apt-get install gimp-ufraw です。
 Terminal の入力画面で、上のコマンドを打ち込めば、自動的にインストールされます。

 LINUX で写真を楽しむためのサイトがいくつかあります。探し物をしていて、こういうサイトが見つかると、うれしい気持ちになります。
UFRaw のインストールはコチラを参照
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