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2010年12月02日の記事

2010/12/02(木)婚礼写真の前撮り

 結婚式当日に記念撮影をするのではなく、別の日に撮るやり方が定着してきました。「前撮り」や「早撮り」など、言葉は違っても意味は同じです。
 トレンド調査にもこの項目がありました。「別撮り」という言い方です。

 別撮りには、「スタジオ撮影」と「ロケーション撮影」があります。スタジオ撮影は、挙式当日に行なうのがまだ多数派です。全国平均では、70.5% が当日にスタジオ撮影をしています。別撮りをしたという回答が約半数(47.5%)あったということは、撮影を2度した人がいることになります。
 ロケーション撮影は、時間の制約で当日というのは少ないと思います。そういう視点で統計を見てみると・・・

 別撮りした人の内訳は、「スタジオ撮影」が 41.2%、「ロケーション撮影」が 30.2%、「両方」が 28.1% となっています。
 別撮りでスタジオ撮影した人は「両方」を足すと 69.3% 。別撮りしたのは全体の 47.5% だから、別撮りと当日の2回ともスタジオ撮影した人は、数%(計算上は 3.4%)となります。実態とかけ離れた数字ではないと思います。

 別撮りした理由を見てみると、「ゆっくり時間をかけて撮りたかった」が 52.2%、「メイクリハーサルにもなる」が 46.3%、「当日と違う衣裳が着られる」が 44.3% と続きます。(複数回答・全国平均)

 「メイクリハーサルにもなる」というのは、今年から加わった項目です。前撮りを促すために、会場側がメイクリハーサルをうまく利用している実態が見てとれます。
 挙式当日の撮影と違って、別撮りは外部の業者が絡む比率がやや高くなっています。スタジオ撮影の場合、「外部の衣裳店の紹介」と「外部の写真屋」を足すと、3分の1(33.2%)が会場以外で撮影したことになります。
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