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2010年12月14日の記事

2010/12/14(火)地デジ難民の予測

 総務省によれば、地デジを受信できるテレビの普及率が 90% を超えたそうです。ただし、家庭内に1台でも地デジチューナーを備えたテレビがあれば、その家庭は対応していることになっています。危ない9割超ですね。
 独居世帯でもない限り、家庭内にテレビが1台だけということはないだろうから、まだまだ未対応の受像機が巷にゴロゴロしていると思います。

 仮に地デジチューナーを備えていたとしても、アナログ波停止と同時にテレビが映らなくなる家庭が続出するのでは?
 アンテナが地デジに対応していなかったり、いまは受信できても回線の有料化で送信が止められたりして、見られなくなる可能性があります。
 どこかで「アナログ波停止の日」を設定して、実際に停波してみると実態がわかるはずです。きっとパニックになるでしょうね。

 我が家は、レーニンの2段階革命論じゃないけど、まず地デジチューナーを導入し、次に自前でアンテナを立てる計画です。共同配信のケーブルで、いまのところ無料で見られるからアンテナは後回しです。
 1万円以下で買える地デジチューナーの導入に、なかなか踏み切れないのは、価格と性能で満足できる機種が見当たらないからです。いずれ無用となる機器だけに、低価格といえども無駄な出費は避けたいところです。

 簡単な構造の地デジチューナーが安くならないのは、B-CAS カードにも原因があるように思います。失ったときの再発行料金は2千円だそうですが、メーカーには一体いくらで出荷しているのでしょうか?
 一説には 600 円くらいだとか言われています。ブルーレイレコーダーならまだしも、地デジチューナーにとっては重たいコストです。実勢売価が3千円以下のチューナーは望み薄かもしれませんね。
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