2008/05/25(日)コンデンサーの研磨

 5月7日に話題にしたプロの先生の話。
 引伸機のコンデンサーに傷があるので磨いて直す・・といってたので、もうそろそろ直ったころかな?と、先日顔を出してきました。まだでしたね。

 10日以上も前に研磨剤が届いたという連絡があったのに、ずいぶんのんびりです。やっぱり、踏ん切りがつきませんかねぇ。研磨剤は、「たかはし天文台」からインターネット通販で買ったそうです。
 箱の中身を見てみると、1500番の酸化セリウムから粗ずり用まで入っていて、ピッチの材料もセットになっていました。30cmの反射鏡を磨くキットなので、結構なボリュームです。

 メモ書きが入っていて、「引伸機を直すそうですが私にはよくわかりません、頑張ってください」といった内容のコメントが書いてありました。変わったひとだと思われているようです。
 普通のひとからみれば、天体望遠鏡の反射鏡を自分で磨こうというひとのほうが、変わってますけどね。

 引伸ばしたモノクロプリントを見ると、確かにコンデンサーレンズの傷が出ています。点光源は、原板のホコリや傷が目立ちやすいとは聞いてましたが、コンデンサーの傷まで影響するんですね。
 大して深い傷ではないので、全面を研磨し直す必要はないと思います。

 「削り過ぎないようにキズの部分だけ研磨して・・」といった話をしてきましたが、過激な先生のことだから、どうですかね。少しで済めば、残った研磨剤が「凶器」になるし、全面研磨すれば収拾がつかなくなるかも知れないし・・・ 今後が思いやられます。
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