2010/10/23(土)地デジ難民は出るか?

 総務省の発表を見る限りでは、地デジ対応はかなり進んでいるみたいです。アナログ波停止の1年4ヶ月前にあたる今年3月時点の統計では、普及率は 83.8% だとか・・・
 本当ですかね。テレビがいくら生活に密着しているとはいえ、異常に高い数字だと思います。

 山間部など過疎地で、地デジ電波が届かないエリアがあるはずです。人口密度が低いので全世帯の数%程度としても、視聴可能なエリアの実に9割が地デジに対応していることになります。
 これはちょっと眉唾ですね。役所のやることだから、難聴地域はアンケートの対象外にしているかと思ったら、そうではないみたいです。その代わり、地デジ対応テレビがあってもアンテナ未対応の家庭が、5.3% 含まれていました。(やっぱりね)

 我が家に総務省からの問合せはありませんが、もしあったとしたら、地デジ普及世帯にカウントされると思います。台所の液晶テレビは、地デジ対応です。
 共同アンテナからパススルー方式で、地デジ放送の信号を受信しています。問題は、このケーブル配信が、来年7月から有料化されることです。契約しない家庭は、回線を撤去するとか・・・

 共同アンテナの一斉工事のときに、我が家のアンテナは無断で撤去・処分されてしまいました。そのいきさつもあって、一方的な有料化には同意できない心境です。
 自前で地デジアンテナを立て直さなければ、ケーブルを撤去された時点で、「地デジ難民」になってしまいます。総務省の普及率というのは、こういう世帯も含めての話です。

 自作アンテナで受信テストをする・・という記事を書いてから、ずいぶん経ちますが、まだやっていません。3mm の銅線が見つからないからです。物置小屋の中から AC 用の針金線でも探してきて、代用しますか。
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