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2010年01月13日の記事

2010/01/13(水)中判のデジタルバック

 シノゴのビューカメラのデジタルバックの話をしていて、PENTAX 645デジタルはどうなる?という話題になりました。「酸化セリウム」の先生は、あまり興味がないみたいですが、80万円くらいらしいと言うと、「それは安いね」との反応です。

 ライカのフルサイズと同じくらいだね・・と水を向けたら、「おぅ、ライカはいいらしいなぁ」と、まだ気がある様子です。ライカM9はライブビュー機能がないから、シノゴのカメラにつけるわけにはいかないんだけど・・・
 きっとプライベートカメラとして使いたいんでしょうね。そんなお金があるなら、仕事でも使える645デジタルのほうがいいと思いますが・・・

 デジタルバックは恐らく固定式だろうから、ビューカメラにつけて・・というわけにはいきませんが、交換レンズが揃っているからロケなど出張撮影には便利です。
 アート関係の撮影もデジタル式を指定する仕事が増えてきて、彫刻などの立体物以外は、デジタルになったとか言ってました。いまのところ自分のスタジオに作品を持ち込んで、置き撮りしていますが、デジタルでよければ照明が簡素化できるから、出張撮影に変わるかもしれません。

 そうなったら、腕のあるプロに頼まなくても、平面の複写は先方が自前で撮影するようになる可能性があります。実際には、複写が一番難しいのですが、素人ほどその点には無頓着です。担当者がどこまで理解していて拘るかですね。
 いつなくなるかわからない仕事に、多大な投資はしたくないだろうから、様子を見ている段階です。安くなったとはいっても業務用のデジタル機材は高額です。

 先生は中判のデジタルバックをどうするかで悩み、私は私で135フルのデジイチをどうするかで思案中です。デジタル化に出遅れた二人にとっては悩ましい時代です。先にデジタル化した人たちも情況は同じかもしれませんが・・・
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