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2010年01月05日の記事

2010/01/05(火)減った写真の年賀状

 写真の印画紙を使った年賀状は少なくなりました。ひところは、小さな子供がいる家のポストカードは、写真版と相場が決まっていたのに、いまやインクジェットプリンターで刷ったものがほとんどです。

 今年は写真版で送ってきた人は1割ほどに減りました。なぜか年配者ばかりです。お金にゆとりがあるのか、馴染みの写真屋さんがいるのか?
 夫婦仲よく写った写真を見るとホッとします。どうせ写真入りにするなら、近くの写真館で記念撮影した原板を使えば、よりリッチで見栄えがするように思います。

 街の写真館は、ポストカード用の記念写真をもっと宣伝すればいいのに・・・
 小さな写真館だと、メーカーラボが相手にしなくなってきたから、ポストカードの制作を依頼する先がないのかもしれません。貼付機まで備えて自家処理しているところは少ないみたいです。

 写真のデジタル化で、ポストカードの受付けは、ネット回線で行なうようになりました。店まで行って申し込んだとしても、そこから先はネット回線でラボにデータを送るシステムになっています。
 販売店を経由せずに、ネットで直接ラボに注文する人もいるみたいです。画像処理して文字入りの原稿を自分で作れる人には便利な時代です。

 写真用の印画紙を使ったポストカードは、四辺が若干カットされます。原稿を自分で作る場合は、その辺のゆとりを考慮しておかないと、文字が切れることがあります。
 出力側のdpi数と合わせたり、保存するファイル形式を合わせたりする必要があります。色については、お任せです。モニターの色と同じになるとは限りません。カラーマネージメントをきちんとやっているユーザーは少ないでしょうね。

 これはホームプリンターで印刷する場合でも同じです。四辺フチなしを選んだときに、文字が欠けた経験をお持ちの方もいるでしょう。色については、プリンターの「用紙選択」をきちんと合わせることが原則です。詳細設定で色調を補正するのは、その次の段階です。
 テスト刷りは別の普通紙で・・というのでは、テストの意味がありませんね。
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