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2010年01月07日の記事

2010/01/07(木)面倒な詰替えインク

 「酸化セリウム」の先生が詰替えインクを試したことがあるということは、どこかで売っているはず・・と調べたら、やはりネットで販売していました。
 メーカー純正品に比べて約1/3のランニングコストです。大量に印刷する場合は、バカにならない価格差です。

 とはいっても、1ccあたりのインク代の話です。本格的な製品は、詰替え用の専用カートリッジが要るし、詰替えポンプやICリセッターも必要です。
 ICリセッターとは、インクカートリッジのIC情報を初期化する装置です。「インクなし」の情報を一旦リセットしないと、「満タン」であることをプリンターが認識してくれません。

 ということは、そういう複雑な機能を持たせるために、インクカートリッジのコストが高くなっていることになります。色が変わったりかすれたりししたら、その時点で交換する原始的な方法でよければ、インクカートリッジの価格はもう少し安く抑えることができるはずです。
 年賀状のような郵送料込みの印刷媒体は、刷り損じが出ると痛いから、いまの方式が不経済とは一概に言えませんが・・・

 数回分のインクセットをまとめ買いするので、初期費用が掛かります。ある通販サイトによれば、EPSON PM4000PXの約4.8回分で、37,000円となっていました。それ以降のランニングコスト(詰替えインクのみ)が純正品の約1/3ということです。
 詰替え用でもこれだけ掛かるのか・・・ かなりのヘビーユーザーでなければ切り替えるメリットはなさそうです。

 37,000円といえば、いま考えているデュアルコアの激安マシンが1台組めるお値段です。こうしてみると、プリンターの本体価格に比べて、いかにプリント出力のランニングコストが高いかがよくわかります。

 写真をまとめてプリントするときは、知り合いの写真屋さんに頼むから、詰替えインクはパスです。それだけの投資をするなら、マシンの更新が先ですね。

詰替えインクに興味のあるヘビーユーザーはコチラを参照
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