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2010年03月06日の記事

2010/03/06(土)Windows時代は続く?

 8ビット機からスタートしたパソコンは、とうとう64ビットの時代に突入しました。初期のスーパーコンピューターが、各家庭にあるようなものです。

 CPUが8bitから16bitに進化したときには、大きな変化がありました。それまで半角のANK文字が中心だったのが、漢字と平仮名が高速に扱えるようになります。ワープロ全盛時代の到来です。

 当時の日本国内では、NECのキューハチが圧倒的なシェアを持っていました。PC-9801シリーズは、「国民機」とさえ言われたほどでした。
 ワープロは「一太郎」、表計算は「ロータス123」の時代がしばらく続きます。

 日本でパソコンの世界が大きく変化したのは、Windows 95の発売がひとつの転機でした。DOS/V機という共通仕様のパソコンが一気に普及します。マイクロソフトとインテルが市場を握りました。
 後押ししたのは、ビジネス社会のグローバル化です。国際標準のパソコンが、ビジネスの現場で使われるようになり、日本独自で進化を続けたキューハチの時代は終わりを告げます。

 こうした事態がまた起こる可能性がないとは言えません。今度は、マイクロソフトとインテルが追われる立場です。カギは、発展を続ける中国が握っているように思います。
 DOS/V機はPC/AT互換機とも言われていましたが、本山だったIBMのパソコン部門は、いまや中国企業に買収されています。国策企業のレノボです。

 IBMの不採算部門を引き受けただけで終わるのか、それとも単なるPC製造部門から次世代のパソコン環境を変える企業になれるかは、中国の世界戦略に大きく依存しています。
 「世界の工場」から知的資産を創出する産業に脱皮するには、まだまだ時間が掛かるとは思いますが・・・
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