メッセージ

2011年08月15日の記事

2011/08/15(月)被災地支援のプロジェクト

 今日はお盆の中日。五山の送り火は明日ですね。俗に「大文字焼き」と言われていますが、大文字はそのうちのひとつです。赤松の薪は護摩木と呼ばれ、地域の各家で大切に保管される神聖なものだとか・・・

 今回は、大津波で倒された高田松原の赤松に被災者の祈りを記し、護摩木に使う予定でしたが、その話は一旦ご破算になります。放射能を心配する声が寄せられたのを理由にしていました。その後、非難の声に京都市が動きますが、最終的に見送りとなりました。

 高田松原の倒木を五山の送り火に使うプロジェクトは、地元以外の個人の呼びかけがきっかけだったそうです。歴史と伝統のある行事とコラボするには、事前の調査と詰めが甘かったのかも?

 このほかにも東北地方の被災地を支援するプロジェクトが、いくつかあります。早稲田大学の教授が始めた、被災地に家電製品を送る運動は、新聞・テレビでも報道されました。「ふんばろう東日本プロジェクト」という名称です。

 使っていない冷蔵庫があったので、サイトを通じて「支援したい方」に登録しておきました。この春まで娘が大学の寮で使っていた小ぶりの2ドアです。
 「支援してほしい方」のリストを見ると、冷蔵庫は大型のものを希望する声が目立ちます。家族のいる家庭はそうでしょうね。うちのは老夫婦か単身者向きです。

 先月行なわれた現地での配布会では、用意した量を上回る希望者が集まり、十分には行き渡らなかったと新聞に載っていました。(まだ足りないんだ・・)
 しばらくして、プロジェクトチームからメールです。被災者宅へ冷蔵庫を送ってほしいという内容でした。登録してからずいぶん日にちが経っていたので、「もし、お手元にまだあれば・・」という文面でした。(もちろんあるわさ)

 チームからは、個人情報の秘匿や商業目的に使わないことなどのお願いがありました。言わずもがなです。
 送料はもちろんこちらの負担です。小型でも冷蔵庫となると宅急便では送れないので、トラック便の扱いです。梱包をしっかりしないと・・・
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