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2011年08月23日の記事

2011/08/23(火)30年前のカメラ雑誌_2

 CAPA 創刊号を見ていて、30 年前がどうだったのか、興味深く観察しました。カメラメーカーの広告も懐かしいですが、特集記事の内容も時代を感じさせます。

 「スターびっくり写真展」に登場するスターは、井上純一、川崎麻世、榊原郁恵、高見知佳、三原順子と、懐かしい顔ぶれです。
 若い人は、三原順子は元々政治家だと思っているかもしれませんね。この前の参院選で自民党から立候補して当選しています。

 三原順子は、マネージャーの Nikon F2 を借りて、セルフポートレートで紙面を埋めていました。当時から自己顕示欲が強かったのかも?
 榊原郁恵は、ミノルタのコンパクトカメラ AF-D で、自分の知り合いの写真を撮りまくっていました。森昌子も写っています。性格の違いが出て面白かったです。

 川崎麻世の撮った石野真子と松田聖子のスナップ写真は、掲載に本人の承諾を得ているか微妙です。松田聖子のデビューは前年で、まだ売り出し中です。どちらも当時は駆け出しだったかったから、宣伝になればいいか・・ということだったのでは?

 中綴じのグラビアは、柏原よしえです。清純派らしく、ちゃんと服を着ています。
 中折4ページ見開きの水着の写真は、ハワイで現地モデルを撮影したものです。6x6 判4カット分を使ったパノラマ画面は、CAPA 特製のワイドカメラだそうです。フィルム枠に KODAK SAFETY FILM 6036 の文字が・・・
 エクタクローム 200(EPD)ですね。2006 年に販売終了となりました。

 60 ページ目のコダックの広告は、「なぜ、プロはコダックなのか」というキャッチコピーです。ところが右下に載っているフィルムパッケージは、なぜか Kodacolor Ⅱでした。
 当時のアマチュア写真家は、リバーサルではなくてネガが主流だったんですね。思い出しました。
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