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2011年08月20日の記事

2011/08/20(土)外付けのファインダー

 レンジファインダー式のカメラで超広角レンズを使うときは、アクセサリーシューにビューファインダーを外付けします。本体内蔵のファインダーでは、実写画面をカバーできないからです。目で見るだけとはいいながら、結構なお値段ですね。

 超広角用ビューファインダーは 28mm くらいからあります。本体が 35mm までしか対応していない機種に使います。28mm までカバーするレンジファインダーだと、標準レンズのフレーム枠が小さくて見辛くなります。一長一短ですね。

 ミラーのないレンジファインダー機の魅力は、レトロフォーカスでないワイドレンズが使えることです。ツァイスレンズでいうと、ディスタゴンではなくビオゴンタイプです。歪曲収差が少なく、歪みのないシャープな画像が得られます。
 ワイド系しか使わないなら、28mm 対応の機種が便利です。ライカ M7 は購入の際にファインダーの規格(28mm か 35mm)が選べました。

 オートフォーカス機のコンタックスGシリーズは、距離計連動式ではないから、正確にはレンジファインダーではありません。スタイルは似ていますが・・・
 このカメラの特徴は、実像式のファインダーを採用したことでした。レンズ交換すると、ファインダー枠いっぱいがそのレンズの実写画面となります。45mm の写角が小さな枠でないのは新鮮でした。28mm まで対応していました。

 ビオゴン 21mm と、ホロゴン 16mm は、外付けのビューファインダーを使います。レンズとセットで売られていました。
 21mm はオートフォーカスで使えましたが、ホロゴンはマニュアルフォーカスのみです。F8 固定で被写界深度が深いから、目測で十分です。

 このファインダーをデジカメに流用することは難しいでしょう。APS-C やマイクロ 4/3 機にアダプターを使ってはめると、写角が変わってしまいます。ほかの単焦点レンズで写角が合うものはないみたいだし・・・
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