2011/09/07(水)懐かしのクロモフィルター
フィルターの端っこにピンがついていて、それをつまんで回転させます。透明部分がちょうど半分で、比率を変えられないのが欠点でした。
クロモフィルターは、現在の Cokin の前身です。Cokin は、角形フィルターの元祖と言われています。スクエアタイプなら、上下左右にずらすことで透明部分の比率が変えられます。円形のクロモフィルターは中止となりました。
その当時、プロ機材の商社が在庫を抱えていて、処分価格で放出していました。「あんたもどや!」と勧めてくれたのは、例のプロ機材の元締め、鶴さんです。「まとめてこんだけにしといたろ」と、かなり安く手に入れました。
定番のタバコ色から、ブルー・グリーンなどいろんなカラーがあります。「ハーフ ND はないの?」と聞いたら、「それは売り切れや」とのこと。色目とフィルター径の違うものを何枚かチョイスして買いました。
グラデーションの位置が上下にずらせたらいいのですが、「だから処分なんや」との言い分です。(なるほど)
しばらくして立寄ると、まだ売れ残っていて、さらに激安価格になっていました。「ずいぶん安くなったね」と言ったら、「前と同じ数だけ持ってけ!」と、もうヤケクソです。
いくらタダでもそんなにたくさんは要りません。でも、せっかくだからお言葉に甘えて、写真仲間に安く斡旋することにしました。
結局タダであげたりして、最終的には手元にほとんど残りませんでした。まだ残っていれば、レアもので高く売れるかも?
あれだけの数があったから、それはないでしょうね。